去年から始めた2馬力ゴムボート釣りですが、今年の第一弾、やっと行って来ました。
前日入りし2人で酒飲みながら60cmオーバーの真鯛釣ったらどうしよう的な妄想をし、マダイ(チャリコ)やフグの唐揚げ、カワハギの唐揚げなど(魚屋で購入したもの)をツマミに遅くまで飲んでしまいました…
超新鮮なマダイやカワハギ、フグ。なんかもう釣らなくても旨いもの食べたから釣りしなくていいじゃん的な感じになりますが、自分で釣る楽しみはまた格別ですからね。
しかし、せっかくボートで釣るんだから朝4時から頑張ろう! という2人ではありませんで、
まあ、自然に目が覚めた時間から準備して行きますか的な感じだったため
出航は朝八時です。
朝6時半に起床。釣り餌屋(キッチン21)に行き情報入手。
餌屋のおじさんは、キスが来てるよ大きいよ! とのことでしたが「いやー、真鯛狙いなんですよ!」
と返すと、声には出さないもののこわばったオジサンの顔に大きくテロップが。
「…え、お 前 ら が 真 鯛 釣 る の ?」
「あ、え? おう、ま、マダイ…真鯛ね! こりゃ失礼!」と取り繕われましたが、
なんだよ、こりゃ失礼って…
気を取り直しコンビニで昼食用のおにぎりを買い、軽く朝飯を食べ出航です。(空腹だと酔います)
HONDA2馬力エンジンは整備していたので一発始動。海は穏やかで風もなく波高は50cm以下。
冬は狂ったように荒れる海と同じとは思えないほど穏やかです。
荒れないうちに遠くまで行こうということになり、釣りのメッカ留棹庵島、通称四島沖へ。
留棹庵(りゅうとうあん)島は小さな岩礁のようなもので三瀬漁港からは3km程。このボートだと最高スピードが10km、おまけに潮の流れ(時速2km程)に逆らうことになるため結構時間がかかってしまうのですが、釣り人を満載し豊浦漁港から出ている渡し船なら2、3分しか掛からないでしょう。気軽に大物が狙える素晴らしい場所です。
ただし、何の知識もなしに留棹庵島付近に行っても釣れないであろうと思い、ある程度は勉強して来ました。
海図とにらめっこし釣りのポイントとなりそうな急な深みや岩礁の場所を魚群探知機のGPSにぶち込み、そこを重点的に攻めるというのが本日のやり方です。
ポイントに近づくと魚群探知機がピーピー鳴り、期待が高まります。
いるいるいる~! 棚10m~ イカリで船を固定しいざ釣らん!
と、何回か鯛ラバやルアーを投入したものの全く当たりなし…魚群探知機に反応あるのに当たりなし。
餌を付けてみても餌そのまんま。釣れないよーー!
僕一人なら下手くその一言で終わるものの、友人も全く同じ。
潮はちょうど干潮。これが原因と思いたい…
その後も留棹庵島沖や周辺でウロウロし大量の魚影を見るものの全く当たりなし。満潮前になっても全く当たりなし。周りにいた漁船などはみんな引き上げていってしまいました。もう釣れない時間なのでしょう…
魚群探知機には数十匹の魚が映るも当りもない時ってあるんですね…
根魚を釣ろうかと鯵ケ崎へ。陸からは絶対に狙えない場所へボートを止め釣ってみるものの駄目なんだなあ、これが… 駆け上がりの急なこんな絶好の場所(上の写真の場所で水深10m以上あります)ですら全く当たりなし。
これもダメだと諦めてキス釣りへ。
この時期のキスは砂浜から200-300m程に生息し投げ釣りでも届かない場所にいます。それを砂浜から300mほど離れた場所に停めたボート上から釣るわけです。
今までキスは何十匹も釣ってきました。砂浜から投げて釣れる僕がボートから釣れないわけはない。
と真鯛からキス釣りへランクを落とした悔しさがあるものの、お気楽に釣り始めました。
…しかしキスは…キス釣りを甘く見た僕らの傲慢さを察知したのか、何度餌を入れ替えて底を探っても当りすらありません…友人も同じ状態。1時間ほど粘りましたがこれはアカンと撤退。砂浜から投げている人も次々と帰っていきます。釣れてないんだな…
出航してからはや6時間。友人が去年アイナメを釣った場所で最後の勝負!
しかし鮮やかな場所です、綺麗です。釣れなくても風景に癒されます。
相変わらず魚群探知機には反応がバンバン。ゆっくりリールを巻いていると僕の釣竿にズシンと手応えが!!
キタ? キタかも! いや、キテくれー! ウオオオ~と猛烈に巻き取ります。竿がしなります。
…釣り人が捨てていった100m程もある釣り糸ですた…
出航してから約7時間。当りもなく途方に暮れる僕と友人。今日は諦めて戻ることに。
この岩場の上にも人が結構います。が、釣れてません。
海は鏡面のように穏やかです。こういう時には釣れないよね、どっかで読んだことあるよ。という僕の声にも友人の反応は鈍く、ああ、疲れてるんだなと思いましたが…
漁港に戻りスロープへボートを着底。と同時に友人はボートを飛び出し全速力で漁港の陰に消えました。ション太郎が我慢できなかったようです(笑)
釣りをするには大事な袋が3つある。一つは堪忍袋(釣れなくても我慢我慢。)二つ目に給料袋(釣りは結構お金かかるし)3つ目は膀胱(ボート上で立ちションすると海に落ちちゃうよ、我慢出来る強靭な袋が必要)ということで、友人はもう限界だったようです…7時間だからね。
次回の2馬力ゴムボート釣りはどうなるのか! ご期待ください!
いつも楽しく拝見させていただいています。
ボートの釣りは、簡単そうで難しいですよね。
それだからこそ、デカイ真鯛が釣れた時の感動も別格です。
海でお会いした時には、よろしくです。 orz
ブログ拝見させて頂きました。素晴らしい成果ですね! 私も少しづつ勉強しながら真鯛を釣りたいと思います。
正直ボート釣りがこんなに難しいとは思っていませんでしたが、海に出るたびに勉強になり大変面白いです。何か機会がありましたらこちらこそよろしくお願い致します!
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