山形市内に数店あったような気がする とんかつ浅野。江俣店へ行って参りました。
城北高校の近くにもあったけど、どうなっているのでしょうか? 七日町にもあったような…
お店の場所はこちら→ここ。
とんかつ専門店でトンカツを食べると大体1,400円とか1,800円とか普通で、確かに旨いんだけど価格的に腹の中では納得し切れていない状況とかも普通で…
しかし、浅野さんの とんかつランチは650円! いや、三○坊は肉が違うんだよとか、三○屋、あすこは三元豚なんだよ、とかどうだか正直わからないけど、高いにはそれなりの理由がキチンと存在してるんだよ! っていう声がビンビン聞こえてきそうですが、勿論承知の助。しかし、日常的に食べるには安くて旨いに越したことはありませんから、ランチタイムに浅野に足がむくのは仕方ないことなのです。
いつもはトンカツランチですが、今日はカツ丼を。
カツ丼 (ランチタイム) 大盛り700円也
通常カツ丼は650円。大盛りは100円増しなので合計750円ですが、ランチタイムは大盛りで700円になるようです。どっかに書いてあるのでしょうけども発見できませんでした。
正直カツは6mm厚ぐらいで物足りないですが、衣=豚肉=衣と同じ厚さでボリュームは満点。さらに、脂を吸った衣の脂と和風出汁醤油が組み合った時に発生する下品なまろ味、いわゆる下手味が食欲を強く刺激し、箸が止まらなくなります。カツ丼用のカツは5mmが基本といくつかの本で読んだ記憶もありますが、そう言われてみればそんな感じもします。
ご飯も丼いっぱいに入っておりボリュームも満点。出し汁も少なくもなく多くもなく、出汁が丼の底に到達するかしないか絶妙な加減です。
2時近くでもパラパラとお客さんが入ってきます。多くの方はトンカツランチ650円を注文していました。
すっかり買わなくなってしまった週刊ジャンプを平積みされている山の中から12号,13号,14号…と発掘し、まったりと読んでいると、隣のテーブルに座っていた大手の建築関係と思われる作業着姿の男性2人が携帯電話で話し始めました。それも大声で見積もりの件を話ししています。切ったと思ったらかけ直したりしてまるで自分のオフィスで話をしているような感じです。かけ直すか? 普通。ヒソヒソと話すなら可愛いものですが、超大声です。
自分達が他のお客さんにどれだけ迷惑をかけているのを気が付かない様子で腹立たしく思っておりましたが、しばしして僕に掛かってきた電話にここぞとばかりワザと大声で応対しました。先程大声で喋っていた客は、配膳されたトンカツに手をかけているところです。「あー、いつもどうもお世話様です!!! いえいえ、大丈夫です!!! いやはや今日は寒いですね!!! え、肛門? 人工肛門ですか?!!! ストマはウチで取り扱ってないんですよ!!!」 と5分程大声で応対し、電話が終わった後に水を呑んで盛大にゲップをげぇぇぇぷぅぅ、更にプフィィ~と放屁してあげました。
というのは冗談ですが、店中に於いて大声で携帯電話を使うのはマナー違反なので出来る限り止めましょう。
気軽にラーメン並の金額でとんかつ定食が食べられる浅野さん、これからも宜しくお願いいたしますm(__)m
食堂、定食屋は立地が大事とはよく聞きますが、そんな事…全然関係ねぇお店でした。
ここまで立地条件が悪いと、ヤケを起こしたとしか考えられないんですが…場所はこちら
それでも昭和臭が色濃く漂うところを見ると、創業20年以上は間違いなく過ぎているようです。美味けりゃ客は探してでも来るといういい例でしょうか? 珍しくお店の写真もパチリ。
下町のプラモデルシリーズにありそうな感じです。
道路を挟んで反対側にも駐車場があり、無理すれば3台は駐められそうです。店内に入ると客は誰も居ませんでした。
メニューの先頭はラーメン500円です。その他メニューは味噌ラーメン、カツ丼、各種定食etc…となっており、ラーメンにバリバリ力を入れている感じはありませんが、とりあえずラーメン大盛を注文してみました。とりラーです。
ラーメン大盛650円也 (大盛150円+)
シンプルすぎなラーメン。海苔にコショウてんこ盛り。
麺はやや細縮れ麺。
胃が痛くても食べられそうなラーメン。一見すると米沢ラーメンぽいですが、味は全くのシンプル。
はい、醤油ラーメンです。本当にありがとうございました。
悪い意味ではなく、そうとしか言いようがありません。
個人的好みから言うと、溶ける海苔にこんもり載せられたコショウが時限爆弾のようで怖かったです。海苔が溶ければこの澄んだスープに一気に溶けてしまうのは間違いなく、極々個人的流儀としてコショウは結局使うけど、出来るだけ後半、残り5口ぐらいで投入する僕としてはハラハラドキドキなのです。(好みではないラーメンは最初からコショウと酢を入れます。)
結局むせたりクシャミをしないように気を付けて海苔とコショウを始末し、濁りのないスープと麺を味わう作戦で事なきを得ましたが、最初に刺激の強いコショウを丸呑みしたのはいささか失敗感もあり、次からはコショウは海苔に載せないように頼もうと思いました。
食事中、配達の電話がなるわけでもなく、お客が来るわけでもなく、もう4月も近いのに寒いねぇという会話があるわけでもなく、ただひたすらズズズーという音の響く食堂は特に面白いものもありませんでしたが、古い漫画が少しと、客のラーメンを食べる音を長年聞いていて思わず声帯模写してしまったのか単なる癖なのか、店主の発するラーメンを食べる音真似が異様に上手くて、それを聞きに行くだけでも価値のあるようなないような… まあ、行ってみた人しかわからない話ではありますが、その辺が強いて言えば面白かったです。
今度はヤキソバを食べてみようと思っています。乞う御期待。
その配達する家に行く最中に面白いものを見かけました。
上山市から南陽市に入り…最近暇で時間の縛りもないので悠々とナビ任せで配達先に向かっていました。
ナビ任せだと稀に凄まじいルート案内をされることがあるのは体験済だったのですが、今回もそれにやられました。
完全山道で、朝に降った雪が30cmも積もっていて除雪もされていないルート。四駆なのに平坦地でスタック。それも何回も。細い山道+ガードレールなし、変な轍付きでスピードを出すとハンドルが効かず深い谷にダイビングしそうになったり…冷や汗かきながら何とその部落に到着。どう考えても、女性ドライバーなら遭難してもおかしくないような山道ルートが正規ルートとは思えず、配達先に家に聞いてみると…「えッ! あっちから来たの? 通れたの? 」 とのこと。すぐ近くに大きな道が開かれていて、改めてナビの距離優先は危険という認識を強くしたのでした。
と、そんな事はよくあることですが、これ(↓)にはびっくりしました。
山の麓の工場?のような所に佇んでいました。なんの脈絡なく突然ドォーンと。
雪の降るモノクロな淋しい風景と現実離れした不動明王の巨大さが相まって 「あれ? 俺いつの間にか死んでて、ここは地獄の一丁目?」 的な感じが大変恐ろしい…
秋葉山近くの鬼面石っていう所の近くだと思います。暇な人は見に行ってみてください。
…南陽市に無事に出られて見たことがある町並みになってきた所で、視線を右左ウロウロさせながらバイパスに近づいて行きました。改めて見てみると南陽市はラーメン屋が多いんですね。空いてるお店を見つけたら適当に飛び込んでみよう、と思っていたらありました。駐車場に車が一台だけ。南陽太助寿しのちょっと手前でラーメン屋さんが2軒くっついている?店舗。
百福亭。場所はこちら→ここ。
店に入ると明るい元気の良い女性が迎え入れてくれました。カウンターに座ってメニューを見ようとすると、雑誌でこんな風に取り上げられました! 的な色褪せたカラーコピーがデカデカと貼ってあります。それを見て「あ、この店だったんだ…」 と思いました。テレビでも何度か見たことがある、高校生の陸上女性選手がコーチと歳の差結婚して、二人は頑張って美味しいラーメン屋を創り上げてきたという店。麺も手打ちで人気店だったはず。適当に入ったものの期待が高まります。(勉強不足とか言わないでね)
辛味噌ラーメン700円。
メニューの一番先頭に書いてあったのと、南陽、赤湯といえば辛味噌ラーメンというイメージがあったのでこちらを選択。シャキッとした野菜、甘~いコーン、トロリジューシーなバラチャーシュー、健康に良さそうな胡麻。スープはやや少なめ。辛味噌は案外控えめ。
味噌よりもスープの旨さが前面に出てきている感じで、後から味噌と辛味がジワーとくる。にんにくも効いて食欲が刺激されます。
麺は中太縮れ手打麺。
やや平打ち中太縮れ麺はいかにも味噌ラーメン。プリプリっとして旨い!
高橋ジョージと2人が写っている写真を見ながら完食。次は是非普通のラーメンも頂いてみたいと思います。
午後1時をとうに回っていたのにもかかわらず、店を出る頃には店内はすっかり満席でした。さすが有名店ですね。
山形市と上山市の市境に近い南松原地区にあります久高さんに行ってみました。
ワザワザ行かないと行けない場所にあります。
春も間もなく。店の前では猫ちゃんが気持ちよさそうにひなたぼっこしていました。
ラーメン大盛650円也 (ラーメン500円+大盛150円)
メンマ・ももチャーシュー2枚・ナルト・海苔小さいの2枚・ネギ。
偶然にも先日食べた不勉強の親玉 いく代やぶそば と全く同じ具でびっくり。
いや、、びっくりというほどのことでもないけど、ももチャーシュー2枚、海苔小さいの2枚がキチンと同じなのにはちょっとびっくりしました。
そういえば昔から営業しているラーメン屋さん・中華そば屋さんはももチャーシューの比率が高いような? 昔人は食べ慣れなかったせいか脂身を毛嫌いする傾向があり、チャーシューが脂だらけだと 「なんだずこの肉、脂ばりでこだなたべらんねべ」 とか文句を言われて脂身の少ないモモ肉チャーシューになった。という…んなことないか。
黒胡椒は最初からかかっています。昔っぽくていいです。
スープは野菜の出汁が強く、甘く、マイルド。まさに昭和のラーメンここにありです。昔、親戚の家に遊びに行った時出前で取って貰ってごちそうになったラーメンです。
と、ここで、今まで客席に座りテレビで国会中継を黙って見ていた旦那さんが出来上がったラーメンを車に乗せて出前に行きました。やっぱり出前が多いようです。2つ3つと出前の電話がかかってきます。
…子供の頃、昭和50年ぐらいの頃ですが、親戚の家で食べる出前のラーメンはごちそうでした。金額面からしたら、ごちそうといえば笑われるんでしょうけど(奢って貰っている分際なのに笑っちゃいけませんが)、自分たちの住んでいる町じゃない町の中華そばが非常に美味そうに見えていました。
それに…あの頃、まあ、うちは質素な生活をしていたということもあるんですが、肉とか魚とかそんなに食べていなかったような気がするんですね。漬物にフリカケご飯と味噌汁とか、納豆ご飯とか卵かけご飯とか9割炭水化物で、カッコよく書くとシンプルな食卓でした。そういえば黄色い顆粒のふりかけ (丸美屋?) だけでご飯3杯とか、タクワン2枚でご飯2杯とか、どんだけ炭水化物好きなのっていう…。なので、鶏とか豚とかの出汁が大変美味く感じたんじゃないか? って思います。
麺は至って普通の麺。
これがいいです。
さすが老舗、毎日食べても飽きのこないラーメン、満足しました。
40年、50年と地元に密着して営業してきた中華そば屋さんや蕎麦屋さんが多いですが、こういったお店は町の中の一つの歴史なんですね。地元住民の方々の記憶の奥底に横たわる味のベースといいますか。
地元を離れ、辛いことがあってふと故郷を思い起こした時、思い出すだけで勇気をくれるラーメン屋とラーメン。そんな事を想像するだけで心の奥が熱くなります。
猫のひなたぼっこ日和でした。
場所はこちら→このへん
お店紹介のページはこちら→これ
紹介ページを見て発見したんですが、麺も自家製のようです。中太のストレート麺でドッシリ感のある麺でした。
駐車場は店の前にギリギリ3台と、道路をはさんだ前の空き地に数台駐められます。奥座敷もあるので20人ぐらいは余裕で座れます。
ラーメン大盛750円也。(600円+大盛150円)
具は至ってシンプル。細角切りメンマ・ももチャーシュー2枚、ネギ、溶けない海苔、ナルト。
スープは香りの良い醤油が強く感じられ、しかし荒々しい感じはなくまろやか。
多すぎず少なすぎず調度良い塩梅でスープの表面に張られたラードがコクを増強し、さらに引っ張り上げた中華麺にがっしりとまとわり付きます。
動物系だけで取られたであろうスープは最後まで口飽きを感じさせません。昔懐かしい中華そばにコクと旨味をプラスした癖になるラーメンです。
全く個人的な感じですが、このスープを良い意味でもっとえぐくすると寒河江の皿谷の中華になるような気がします。牛出汁が共通しているからでしょうか。
良い意味でしょっぱ系なのでスープまで完食すると健康面でやや心配な感じですが、もう一杯、もう一杯イイよね?…と葛藤しつつレンゲでスープをすくってしまう自分怖いです。
これに別売りでライスがあったりしたら嬉しいのですが、ありません。ラーメンライス、若しくはラーメンスープぶっかけご飯にして食べてみたいものです。
一方、蕎麦はクロレラを練り込んだ緑色の麺です。こちらもなかなか美味しいのですが、お客さんの注文は殆どがラーメンです。
失礼ながらこんなわかりづらい場所にあるものの昼間はかなり混んでいますが、それも納得の美味しいラーメン屋さんです。
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