あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願いいたします
さて。忘れた頃の草ヒロのコーナーでございます。
本日は、「農道のポルシェ」 と異名を持つサンバーでございます。
1961年、今でもコアなファンを持つ 「スバル360」 をベースにしたスバルサンバーが登場しました。
空冷二気筒ツーストローク360cc、リヤエンジン、リアドライブのRR。この事から農道のポルシェと言われるようになるのですね。
時は経ち、2012年。
今年を持ちましてスバルサンバーバンは生産中止となります。サンバーブランドは今後ダイハツのOEM供給で生き残るようですが、スバル独自の設計理念とは全くの別物になることは間違いありません。残念です。
というのも、私はサンバーとスバルの自動車を中古も含め6台乗り継ぎ、現在もサンバー・バンユーザーであり、軽自動車の中でも他車とはちょっと違ったメカニズムに尊敬を抱いていたのです。
例えば軽バン初の直列4気筒。他社に先駆けた4輪独立懸架。リヤエンジンリヤドライブ。軽バン最長荷台等々
…免許を取得し最初に買った車はスバルREXでした。550cc クローバー4(直列4気筒) おまけにECVT。他社が3気筒エンジンを採用する中、550ccで4気筒エンジンを採用するとはいかにもスバルらしく、さらに世界初のECVTを搭載という、あの当時としては、夢の車だったのですね。
4気筒エンジンは静かでスムーズに吹け上がるエンジンで素晴らしいの一言でした。ECVTは…まあ、実用化して間もなくですのでアレアレ?でしたが…加速は鈍く、クリープ現象がなく、5万キロを過ぎた辺りからはオートマチックのくせにアクセルオフでエンストを誘発するという恐ろしい…まあ、ECVTに由来し、燃費はアクセルベタ踏みでもリッター20km近く、普段乗りで22kmも走ってしまうという素晴らしいものでしたし、最高速もメーター読みですが140kmオーバー! そのメカニズムを引き継ぎ持つサンバー・バンなら間違い無いだろうと、軽バンは全てサンバーバンを選択してきました。減速時に「キィーーーン」とドクターストップ・アラレちゃんのような特徴のある音を出す車、見たことありませんか? それがスバルのECVT車です。
と、草ヒロとは違う話をズラズラ書いてしまいそうなので止めますが、今回発見したサンバーは1971年式、通称ババーンサンバーです。
爆発しそうなネーミングにゾクッとしますね。何を意味しているかは知りません(爆)
この色といい形といい、シャレコウベに見えなくもない所が可愛いです。
この当時の軽バンは前から当たったらイチコロっぽいんですが、このサンバーバンはフレームがあり丈夫に出来ているんです。まあ、丈夫といっても、衝突の衝撃は当たってきた相手側の車のクラッシャブルゾーンを利用するという荒業ではありますが…
リヤエンジンはこのようにマウントされています。まあ…やっぱり今なら許されない形状ですね。後ろから大きい荷物が取り出せません。
運転席インパネ周りです。ハンドルとシートの距離がおかしい感じが…デブは乗れない仕様か?
オドメーターは24000km。恐らくもう一周していると思われます。リンゴを沢山運んだことでしょう。
もうしばらくすれば屋根が落ち、徐々に土に同化するであろうスバル・ババーンサンバー。私と殆ど同い年というのも感慨深いものがあります。
現役時代はバリバリと家族の足となり仕事のパートナーとなり働いていたであろうババーンサンバー。
そう、アナタは家族みんなのヒーローでした! お疲れ様です、ゆっくり朽ち果ててください…
往年のサンバー・バンユーザーから新しいバンに対する苦情が続出。結局、純血スバルサンバー・バンが生産再開されることを夢見て草ヒロシリーズ・スバル・ババーンサンバーの巻を終わりたいと思います。
さて。忘れた頃の草ヒロのコーナーでございます。
本日は、「農道のポルシェ」 と異名を持つサンバーでございます。
1961年、今でもコアなファンを持つ 「スバル360」 をベースにしたスバルサンバーが登場しました。
空冷二気筒ツーストローク360cc、リヤエンジン、リアドライブのRR。この事から農道のポルシェと言われるようになるのですね。
時は経ち、2012年。
今年を持ちましてスバルサンバーバンは生産中止となります。サンバーブランドは今後ダイハツのOEM供給で生き残るようですが、スバル独自の設計理念とは全くの別物になることは間違いありません。残念です。
というのも、私はサンバーとスバルの自動車を中古も含め6台乗り継ぎ、現在もサンバー・バンユーザーであり、軽自動車の中でも他車とはちょっと違ったメカニズムに尊敬を抱いていたのです。
例えば軽バン初の直列4気筒。他社に先駆けた4輪独立懸架。リヤエンジンリヤドライブ。軽バン最長荷台等々
…免許を取得し最初に買った車はスバルREXでした。550cc クローバー4(直列4気筒) おまけにECVT。他社が3気筒エンジンを採用する中、550ccで4気筒エンジンを採用するとはいかにもスバルらしく、さらに世界初のECVTを搭載という、あの当時としては、夢の車だったのですね。
4気筒エンジンは静かでスムーズに吹け上がるエンジンで素晴らしいの一言でした。ECVTは…まあ、実用化して間もなくですのでアレアレ?でしたが…加速は鈍く、クリープ現象がなく、5万キロを過ぎた辺りからはオートマチックのくせにアクセルオフでエンストを誘発するという恐ろしい…まあ、ECVTに由来し、燃費はアクセルベタ踏みでもリッター20km近く、普段乗りで22kmも走ってしまうという素晴らしいものでしたし、最高速もメーター読みですが140kmオーバー! そのメカニズムを引き継ぎ持つサンバー・バンなら間違い無いだろうと、軽バンは全てサンバーバンを選択してきました。減速時に「キィーーーン」とドクターストップ・アラレちゃんのような特徴のある音を出す車、見たことありませんか? それがスバルのECVT車です。
と、草ヒロとは違う話をズラズラ書いてしまいそうなので止めますが、今回発見したサンバーは1971年式、通称ババーンサンバーです。
爆発しそうなネーミングにゾクッとしますね。何を意味しているかは知りません(爆)
この色といい形といい、シャレコウベに見えなくもない所が可愛いです。
この当時の軽バンは前から当たったらイチコロっぽいんですが、このサンバーバンはフレームがあり丈夫に出来ているんです。まあ、丈夫といっても、衝突の衝撃は当たってきた相手側の車のクラッシャブルゾーンを利用するという荒業ではありますが…
リヤエンジンはこのようにマウントされています。まあ…やっぱり今なら許されない形状ですね。後ろから大きい荷物が取り出せません。
運転席インパネ周りです。ハンドルとシートの距離がおかしい感じが…デブは乗れない仕様か?
オドメーターは24000km。恐らくもう一周していると思われます。リンゴを沢山運んだことでしょう。
もうしばらくすれば屋根が落ち、徐々に土に同化するであろうスバル・ババーンサンバー。私と殆ど同い年というのも感慨深いものがあります。
現役時代はバリバリと家族の足となり仕事のパートナーとなり働いていたであろうババーンサンバー。
そう、アナタは家族みんなのヒーローでした! お疲れ様です、ゆっくり朽ち果ててください…
往年のサンバー・バンユーザーから新しいバンに対する苦情が続出。結局、純血スバルサンバー・バンが生産再開されることを夢見て草ヒロシリーズ・スバル・ババーンサンバーの巻を終わりたいと思います。
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この記事へコメント
どうも~ゴジラです。
久々の草ヒロですね~
草ヒロと言えば天童舞鶴山に放置された乗用車がありますよね。
とても車では行けそうにないところなのでいつも不思議に思っています。
話変わりますが、今回のラー会どうしますか?
久々の草ヒロですね~
草ヒロと言えば天童舞鶴山に放置された乗用車がありますよね。
とても車では行けそうにないところなのでいつも不思議に思っています。
話変わりますが、今回のラー会どうしますか?
ご無沙汰しております、今年もよろしくお願いします
舞鶴山斜面の草ヒロ、私が小学生の頃すでにありました。本当に不思議なんですよねあの場所は。暖かくなったら見に行ってみます。
新庄ですね。予定が入っていてどうなるか…飛び入り参加でもいいですか?
舞鶴山斜面の草ヒロ、私が小学生の頃すでにありました。本当に不思議なんですよねあの場所は。暖かくなったら見に行ってみます。
新庄ですね。予定が入っていてどうなるか…飛び入り参加でもいいですか?
あっ、あれはオールドタイマー98号に出ました。大変貴重なブルーバードファンシーデラックスです。年式は昭和39年ですが実際は38年9月~12月に掛けて作られたモデルです。2代目最初期のブルーバードです。(そのからくりは別の機会)あそこに置いたのは昭和52年で元々中古で購入した車だそうです。
物置として使っていましたが昭和57年ごろ害鳥駆除の時猟友会の人が誤ってフロントガラスに弾を撃って破損させ程なくして物置小屋を建て斜面に畑を作りモノレールを作り何時しか車が取り出せなくなったそうです。
又この車は当時10年を越した車は1年車検だった為1年車検が面倒で廃車にしたと聞きました。現状ではファンシーの部品は大分無くなりましたが、整備工場の社長が部品をくれと云うので物置として使うに支障がない部品は全てあげたそうです。
物置として使っていましたが昭和57年ごろ害鳥駆除の時猟友会の人が誤ってフロントガラスに弾を撃って破損させ程なくして物置小屋を建て斜面に畑を作りモノレールを作り何時しか車が取り出せなくなったそうです。
又この車は当時10年を越した車は1年車検だった為1年車検が面倒で廃車にしたと聞きました。現状ではファンシーの部品は大分無くなりましたが、整備工場の社長が部品をくれと云うので物置として使うに支障がない部品は全てあげたそうです。
なんとファンシーでしたか! それらしいクリーム色なのは遠くからも確認していましたがそんな希少な車だったとは。ぶどう畑に全然似つかわしくないですね~
ファンシーといえばオールドタイマー別冊か何かで、女性医師が医師に成り立てで買ったファンシーを何十年も乗り続けていたという記事が思い出されます。
春になったら近くに行ってみてきたいと思います!
ありがとうございました。
ファンシーといえばオールドタイマー別冊か何かで、女性医師が医師に成り立てで買ったファンシーを何十年も乗り続けていたという記事が思い出されます。
春になったら近くに行ってみてきたいと思います!
ありがとうございました。
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30過ぎても夜9時就寝希望。
おいしいモノを食べ歩くのが楽しみ。
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