年に一度だけふるまわれる「小釿板そば」を食べてきました。
ここで解説ですが、「小釿」の読み方は「こじゅうな」です。語源はわかりませんが、調べてみると古代から使われていたカンナの仲間のようです。大工さんが居た地区なのかも知れません。大江町には縄文文化があり、紀元前数千年前から集落があったそうです。
小釿地区の場所は、大江町十八才からさらに山に入り1km程。失礼な言い方ですが、こんな所に集落があります。いわゆる「里山」です。車を降りてまわりを見渡すと、懐かしい雰囲気に心が癒されるのを感じました。
周りの山の紅葉がとても綺麗です。晴れていればこの何倍も綺麗に見えた事でしょう。
で、蕎麦を食べに小釿公民館へ行くと・・・凄い人出。
AM11:00から開店。
AM11:05に食券を買ったのですが、限定200食のうちの126.127番!!
周りの話を聞くと、5年ほど前から始めたモノが、口コミで毎年来る人が増え、今ではPM1:00には終了する勢いだとか。記帳すると、毎年ハガキが送られてくるそうです。ふーん。
こんなことで、蕎麦にありつけるのは1時間後・・・順番が回ってくると呼び出しがかかるそうです。
その間に、外で売っている鮎を頂きました。小300円 中400円です。手づかみで頭からバリバリと食べるとほんのりとした苦み&河の匂い・・・激うま!ウマ!
小と中一匹ずつで700円。安いですね~、さすが地元産。中は25cmぐらいあります。
この写真はどちらも小タイプ。中はこの鮎の2倍ほどあります。
そして散歩。
昔見た風景がそのまま目の前に。
田んぼの畦道が丸いカーブです。子供の頃には沢山あったような気がします。
小雨が降っていましたが、それが良い雰囲気です。
昔は子供達のたまり場だった事でしょう
ふと気が付くと、蕎麦よりも周りの風景に魅せられている自分。ここ数年なかったような?
そろそろか・・・と公民館へ。2階へ行き蕎麦の到着を待ちます。その間にお約束の漬物・りんご・カキの食べ放題。それだけで腹一杯になりそう・・・
色々な漬物があります。
やっと運ばれてきた小釿の手打ち板そば!! 500円ですよ・・・すごいです。
ヤヤ細めがこの地区の特徴のようですが、ツヤッとしたやや緑がかった蕎麦は文句なしに美味い~。
記帳したので、来年は案内が来る事でしょう。来年も楽しみです。絶対来ます!
えーと、蕎麦の記事のはずが風景写真メインになっちまいましたが、ご勘弁ください。
・・・この地区の紅葉は、毎年凄く綺麗だそうです。この年になっても自分の知らない目新しい事、風景が色々ある物だなぁ~、としみじみ考えた一日でした。 帰りに柳川温泉に入り、また蕎麦を食べました。
以下数枚が、柳川~十八才辺り、大江町の風景です。
柳川温泉でじっくりと。紅葉見ながら露天風呂。最高でした!
風呂上がりに生ビールと蕎麦を食べる魂胆です。
ゲソ揚げ200円。殆どコロモが付いていません。でも美味いです。
板そば、小700円。 板そばは、中、大とありました。
かいもず。そばがきです。納豆とクルミ醤油。納豆の方が数段美味かったらしいです。
そばはやや細身で歯ごたえ有り。なかなか美味しいそばです。
大江町は地味なイメージだったのですが、ちょっと見直しました。
蕎麦も美味いし、風景も綺麗。何もないけど魅力が溢れる日本の里山。
皆さんも是非大江町探索、楽しんでみてください。
って、ここまで読んでくれている人っているのかしら・・・・
読んでくれた方、ありがとうございます~。どうも、おしぇわしゃまね~
そんな中、比較的暖かかった昨日は、蕎麦をたぐって来ました。
上山市にあります「みそのそばや」です。
上山市は、美味しい蕎麦・ラーメンのお店が何げに密集しています。
上山市葉山においては「松茶庵」。その近くで今回お邪魔した「みそのそばや」。 上山市牧野に於いては「原口そばや」。 上山市十日町は「村尾そばや」「一力」etc・・・・
それも人口比で行くと明らかにオーバースペックというか、他市では考えられないクオリティーです。
これは、古い歴史の中で生き抜いてきた街だからこそなのではないか? と思いました。
僕の仮定ですが、島国国家ジャパンは、一致団結して助け合い、お互いを高めながら、狭い日本で生きてきました。さらにそのミクロとして上山市のような歴史のある街があるのです
恐らくですが、上山市矢来(こういう地名があるのです)に住む山川武雄さん(仮名)65歳・妻、八重63歳、2人暮らし。が出前を頼んだり、ゴハンを食べに行くとすれば、ご近所のいく代やぶそばに決まっていて、まさか、新町の鏡食堂に行くなどと言う事は考えられない~!! という。 近所だからいく代から出前を取るのが当たり前だべ? みたいな。
で、地域住民の超お得意さんから注文を受けるお店側としても、「いつもいつも他の店に浮気しないで注文くれてありがとさま。んじゃ頑張ろうか! 美味いモノ作って喜んで貰うべ!」 てなことで、持ちつ持たれつお互いを高め合い、上手い事共存しているのでは。
だからこそ上山商店街も、シャッター街にならず、今だに閉店することなく頑張っている店が多いんじゃないでしょうか?
もちろん観光客によって潤っているお店もありますけど、それでもマズイお店はあまり浮かびません。
前置きがかなり長くなりましたが、「天ぷらせいろ」大盛り900円を食べました。
僕が愛読している「上山かかし消化機構」に「せいろ」がオススメ。と言う記事がありまして、それなら「せいろ」だろうと言う事なんです。
思ったよりも細い蕎麦でした。 やはり太さが異なるモノが時折混じり手打ちを思わせます。
見た目と食感は、「松茶庵」のもりそばを少し太くしたような感じです。
僕が「うっ」と思ったのが、この天ぷら。
大盛りにしなければ(せいろ普通盛り650円+大盛り100円)、せいろ+150円で食べられるのですが、内容がこの季節のモノ感一杯なのです。
パッと開いている菊の花・ゴロンとして存在感がありシャキシャキとしたマイタケ・奥に隠れて見えてないのが残念、ほろ苦くてビールにもぴったり合いそうなアケビの皮・まぁ、シシトウ。の4品。美味しかった・・・
そばつゆは極々普通ですが、もちろんマズイというわけではありません。僕の好みから行けば、カツオの風味がもう少しあると良いなぁ、と思います。
蕎麦はもう少し太い田舎蕎麦を想像していたのですが、禿生さんのブログの写真と比べるとやはり僕が今回食べた蕎麦は明らかに細いような気が・・・ 気のせいかな。
でも、蕎麦の風味もあり、美味しく戴けました。
あ~、満足満足。ゲフッ。
その名は「福蔵」
この場所、数年前までも 嘉楽? 喜楽? いう蕎麦屋さんでした。
その場所を新たに借り受け、営業を始めたらしいのです。
火曜日定休日。昼のみ営業。
「あ、なんか開店したな?」 と思っていましたが、検索しても な~んにも情報はありません。
一丁、ヒトバシラーとして食事に行く事にしました。
ま、お店の周りに蕎麦、そば、ソバ、とノボリが立っていますので、蕎麦屋には間違いがありません。
「高級蕎麦屋」か「庶民派蕎麦屋」か? 田舎か? 更級か? ラーメンがあるか? ないか? 美味いか? まずいか?
僕はどちらかというと「田舎そば」が好きなのですが、そのルーツは小さい時から食べていた村山の「あらきそば」です。子供の頃は細打ちソバは食べた事がなかったので、今になっても「美味い!!」とは思うものの、田舎そばを求めている自分がいたりします。
AM11:30。駐車場には車が4台程。この時間にお客さんが7人程いました。もしかして、もう有名店なのかしら?と店内へ。店内は至って普通の蕎麦屋さん。座敷が2卓分、テーブル席4つ程。
メニューを見ても、そういえば店の外にも、何処にも店名が書いてないです。奥ゆかしいのか、書き忘れたのか?これほどまでにして店の名前を隠すには何か意味があるのではないか?と、つい何かを疑ってしまいます。
メニューを見ると・・もりそば700円。板そば1300円。ニシンの天麩羅・田舎煮・各350円。ジャンボかき揚げ天300円。 飲み物ビール・上山の冷酒、コーラ等。ラーメンはありませんでした。
板そばは2人前だけど1300円でしょ。ちょっと財布に厳しいな。じゃ、もりそばの大盛りで。と注文。大盛りはたぶん150円増しぐらいかな?と思っての注文でしたが、違う意味での大盛りという事が後で判明します。(大盛り料金についてメニューには何も書いてありませんでした。)
冷蔵庫を見ると「ラムネ」が! どうやら上山市で作っているラムネらしい。すかさず注文。
透明感のある綺麗な瓶。昔はよく飲んだなぁ。瓶を返すと50円とか戻ってくるんだったなぁ。と感慨に浸りながら添加物が羅列されている封印紙を見ると、やはり上山市にあるお菓子屋さんで製造されているラムネでした。変にベトベトしないすっきりとした味わいで大変うまい。200円との表示があるが、この瓶を戻しても50円バック。なんて事はないな・・・ と考えているうちにササッとやって参りました、大もりそば。
太い・・・固い・・・ド田舎そば。あらきそば系とでも表現したらいいだろうか。
一口食べてみると、天童の大久保ソバの固さがある。蕎麦、ラーメンは殆ど噛む事がない僕でも、この蕎麦は噛まないと食道に突っ込めない。噛みしめると蕎麦の香りが良い感じ。 盛りも良い。さすが大盛りだ。
普段噛まない物を噛みながら食べた為、いつもより食事の時間が長くなった。そのお陰か、結構な満腹感。
そば湯が後から運ばれてきた。とろりとろりと濃いそば湯。恐らくそば粉を入れている。濃いそば湯は好きなので無問題。ただし、そば湯自体の量がもう少し欲しいところ。
満足、満足。いや~、良い蕎麦屋が出来た物だ。嬉しいなぁ。ちょくちょく来る事にしよう!
どれどれ。大盛りはいくら高くなるのか見てやろう。と伏せられた伝票をひっくり返してみると・・・
「おおもりそば・・・・1050円!!」 (伝票に、!! は書いてありません、念のため)
「ラムネ・・・・・・・・・200円」
「合計・・・・・・・・・・・1250円。」
「はい? 1250円!!」 僕の真空管式脳味噌がボヤボヤ~、と計算を始めた。
もりそば700円だべ。という事はだ、もりそばの大盛りは350円増しってこったな。
板そば1300円だべ。板そばは2人前。もりそば×2で1400円。
もりそばの1.5倍がおおもりそばって事か。そうか。なるほどザワールド。
単なる大盛りが150円ぐらいかと思っていたのに、350円+だったので若干ショック。
ま、でも、あの居酒屋のショボイお通し500円から比べればなんて事ないな。(←しつこい)
と感情コントロール。美味しく、満足出来る蕎麦だからこそ出来たコントロールです。
盛りが良い為、普通のもりそばで十分な人が多いはずです。女性は普通盛りでも多いかも。
そう考えると、お奨め出来るお蕎麦屋さんという事が出来るでしょう。
上山市で田舎蕎麦を食したくなったら、此処ですよ!!
寒河江市ではちぇっとばっかし有名な「谷地の肉そば」の美味い店、そば処 鈴亭。いっかい、くてみでけらっしゃい。(福家そば屋さんから怒られるかな?)
いつもオーダーはやはり「肉そば」なのですが、半田技研代表の半田さんが「つけそばが絶品」と絶賛している文章が印象に残っていて「これは是非一度食べて見ねば。」と思い、「つけそば700円」をオーダーしてみる事に。
ある理由から朝飯抜きで一汗かき、腹も大変減っていたので大盛りつけそば(800円)にしてみました。
ビールに付いてきた山盛りの漬け物。ふきのとうの煮付け。いやいや最高に美味かったです。
来ました、つけそば大盛り。甘辛いつけ汁は天かすがコクを引き立てていて大変美味。これはクセになりそうです。
肉そばの蕎麦と同じ蕎麦です。
3人で「美味い、美味い」を連呼していたら、「これも食ってみて。」とサービスが。
作っている方からすると、「美味いよ!!」って言われるとすごく嬉しいんですよね。わかります、わかります、わかります(3連呼) サービスしたくなる気持ちすごくよくわかります。わかりました、昨日。
モロヘイヤのネバネバおひたしと、枝豆とカツ節の天麩羅?
今回、入店したのが11:00ちょっと前。ややフライングでしたが、笑顔で入店許可。良いですよね、こういうお店。うれしいです。
お世辞にも決して良い立地条件ではないのですが、お昼時は混雑覚悟です。しかし、時間を少しはずせば問題ありません。大江町や寒河江市に来る事がありましたら、是非訪れて頂きたいお店です。
国道287号を寒河江から白鷹町に向かって走行すると、新・明鏡橋のちょいと手前、進行方向右側にあります。玉ノ井地区でいいのかな?
誰もいない店内へ。事前リサーチしていなかったので、ここの肉そばはどんなモノだろうとご主人らしき人に聞いてみました所、肉そばの肉は豚肉。谷地系の肉そばではない。という事が判明しましたのでパス。
僕「板そばの大盛りお願いします。」
主人「板そばは最初から大盛りだから。」
とつれない返事。
「いや、大盛りで。」と言いたい所でしたが、「・・・じゃ、板そばで。(700円)」と素直にそのまま注文。
板そばって言っても700円じゃ、1.5倍とかそんなものだろうに、足りない人だっていると思うけどなぁ。とか思いながら女性自身を読んでいると板そばが運ばれてきました。
小振りな板に乗ったそば。やっぱり普通だ。いや、普通のざるそばからしたら大盛りかもしれないが、板そば+大盛りとはやっぱり違う。(当たり前だが)
そして、おにぎりがコロンと一個。お店のサービスなのだろう、コレはコレでよいのだが・・・
・・・・のどが渇ききってて、冷たい生ビールが飲みたくて飲みたくて、大ジョッキを注文したら「中しかありません。」と言われて、運ばれてきた中ジョッキの横に日本酒の小徳利がポン! みたいな・・・ いや、飲みますけどね、多分。 でもね、僕が言いたいのはね、蕎麦食べたくて来たんだからって事なんですよ。おにぎりとナス漬けって美味かったですけど、でもね・・・何言いたいか整理が着かないから終わりますけど。
ツヤツヤで美味しいそば。やけにそば臭い。美味いです。
最後にメニューです。後から調べたらラーメンも美味いとの事。あっさり味のラーメンだそうです。
こうやってメニューを改めてみると、大盛りの文字がありません。と言う事は、ラーメンにも大盛りがないの? それって大問題じゃないスか。 そんな事言ってるの僕だけ? あ、そうですか・・・
次は色々な意味で大盛り板そばにチャレンジしてみたいと思います。
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