河北町系 『肉そば』 のお店。立花(たちばな)本店です。
河北町系独特な鳥チャーシューが乗っかっています。
住所・・・・・・・・山形市大字漆山755-1
営業時間・・・・11時~19時半
定休日・・・・・・月曜日
肉そば・・・・・・600円(写真は大盛り、ゲソ天は食べ半端です(^^;))
ゲソ天・・・・・・200円
山形には2店舗展開しています。南山形店が明石堂にあります。
さて、河北町系の肉そばとはなによ。と思う方も多いと思います。
一般的なかけそば・たぬきそば・天麩羅蕎麦というと、やや塩辛いそばつゆを出汁で割った温かい汁に、そばを入れたモノです。夏以外冷たいそばは原則無いと思われます。この場合、冷たいそばは「ざるそば」「もりそば」となりますね。「ざるそば」に素材的こだわりのあるお店は「かけそば」でも「もりそば」でも同じ十割りそばなどを使っている場合が多くなります。ツユはいわゆる江戸前の塩辛いたれです。
河北町系の蕎麦はこの『ツユ』が、全体的に甘口です。ただし出汁が効いているのでどちらかというと大阪の出汁の文化が入っている感じがするのです。
Why? 山形県西村山郡河北町はその昔、べにばなの産地として有名な所だったため、最上川を利用した紅花の出荷が盛んでした。出荷先はそのころ日本の文化のメッカであった京都。京都から来る船には京都の文化が一緒に積まれてきました。京都といえば出汁の文化。
長い年月のうち、この出汁の文化と東京の塩辛いツユの文化が入り交じり、独特のそばつゆが出来たのではないかと思うのです。(自分勝手にです。これからきちんと調べてみて間違っていたら訂正します。)
とにかく、河北町系のツユは出汁の効いた甘辛なツユなのです。それが、とても美味しい。まだ食べた事がない方は是非山形に来て食して頂きたいと思います。
しかし、山形だからといってこの河北町系のツユを使っているとは限りません。普通の塩辛いツユを使っている所も結構多いのです。それはそれで美味しいのですが、今ひとつです。何が今ひとつかというと、十割蕎麦とツユのマッチングが悪い感じです。「ボソボソ」とした触感です。
山形市内で河北町系のそばを出すお店は、下条町「一休庵」・薬師町「山形一寸亭」・漆山「立花」などです。
天童市内では一日町「一庵」・駅西「多喜」
寒河江市では中郷「鈴亭」・日田「かつら」・みずき「吉亭」
東根市では神町「神楽」・蟹沢「東亭」
河北町ではそば屋さんは殆どのお店。
なお、肉そばは「つったい(冷たい)肉そば」として冷たいそばをお勧めするお店が多いです。
同時に温かい肉そばもありますので遠慮なく温かい蕎麦を注文してください。
いい加減前置きが長くなりましたが、立花の肉そばはやや甘めの抑えられたツユと、蕎麦の色が濃く残った麺が絶妙です。鳥チャーシュウは味付けが濃くない鳥のスライス。薄く枚数は普通です。
安心して肉そばが味わえるお店です。
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