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東北は山形の見歩き・食べ歩き・風景写真を掲載します。脱線話も!!
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土曜日の夜、焼酎の呑み方に関してちょっとうれしい発見をしました。
うれしいのと悲しいのとほぼ同時に体験したのですが、良いお店だったので自己中心的に書かせてもらいます。
何がうれしかったのか?いきなり書いても酒飲みな おっちゃんとか、今世間で静かなブームになっている「沼ガール」の皆さんぐらいしか理解出来ない恐れがあるので前置きにちょっと説明します。

僕は最近酎ハイに凝っています。焼酎と言えば目下「乙類」がブームですが(芋とかゴマとか麦とか)僕が今目覚め始めているのが「下町酎ハイ系」でいわゆる安酒の代表格「焼酎甲類」です。いや、乙類の風味がある焼酎ももちろん愛飲していますが、甲類の気取らない、安くて美味い呑み方に興味が湧いてきているのです。
具体的にどんな感じかというと、東京に行くと駅のガード下や下町の商店街の隅っこにある小さい立ち飲み屋でおっちゃん達が楽しそうにビールのジョッキや、ヤヤ小さめのグラスを傾けたりしていますよね? その小さめのコップに入れられた焼酎の割り方や呑み方に惹かれているのです。
う~ん、わかりづらい話ですね。

で、土曜日の夜なのですが禿生さん達の飲み会に参加させて頂きました。
場所は七日町の「にこみや」です。僕はこのお店初めてなのですが、店内にはいるとちゃぶ台が置いてあり、昭和の佇まいがさりげなく演出されている小さいながらも雰囲気の良いお店でした。BGMは70年代のフォーク、ニューミュージックです。常連さんとおぼしき人達は「大瀧詠一」とか「ハッピーエンド」がどうのこうのと議論しています。

最初のうちは普通にビール中瓶キリン・クラシックで(キリン・サッポロ・アサヒの3種類が置いてあるみたい。これも店の規模からするとあり得ない)、次に禿生さんが頼んだのは日本酒の燗酒です。僕も便乗しました。Tシャツでもヤヤ暑いと感じる陽気の中で頼む燗酒。それをマスターは制止する事もなくチロリで共してくれました。もちろんもっきりで。お店の個性がちょっとのぞけた一瞬です。
酒
さらに「ん?」と思ったのが禿生さんの奥さんがマスターに頼んだ「今日は20で。」っていう注文。
「20? 20って何だ?」と何も知らない僕はハテナマークが脳味噌にピコンと付いていたのですが・・・

こんなのが運ばれて来て「はっ!!」としました。
焼酎 にこみや
この無骨なグラス(7分グラスというのかな?)に並々と注がれた爽20°焼酎。その横に醤油差しに入れられたピンクのシロップ! もしや、これが下町の一杯飲み屋で言われている「梅割り」若しくは「梅」と言われる呑み方か?
「梅割り」
この焼酎の呑み方は、戦後質の悪い焼酎を何とかうまく呑む為に東京下町で考え出されたそうです。本場の梅割りは呑んだ事ありませんが、機会を作り下町で呑んでみたいと思っていたのです。

・・・禿生さんの奥さんは手早くシロップをトクトクトク・・・と20滴程グラスに投入。焼酎爽20°はカンパリを思わせる綺麗な薄ピンク色に。

聞いてみると、このピンク色の液体は間違いなくシロップで、匂いをかいでみると、梅というか・・・何かと似ていると思ったけどもう記憶が・・・、極めて人工的だけどなんかなつかしい感じ。あ、思い出した。「のし梅」 佐藤屋ののし梅の香り。 でもほんのり香る程度。
確か下町の梅割は出される時に既に梅シロップ(テンバ)が投入されていたはずで、、自分でグラスに注ぐスタイルではないはず。色もハチミツ色っぽい感じなはず。でも、にこみやさんのこのスタイルはは本場のそれとはちょっと違うようだけど、僕のノンベイ心を「ギュッ」としたのです。

当然の事ながら、僕も次の注文はこの「20°」で。シロップを少し入れて味をみてみると、ほーんのちょっとしか味がしなくて、その後けっこうな量のシロップを投入。いや~、う・ま・い!! もちろんアルコール度数は18°くらいなので強いですが、かなりのハイペースで呑めるのです。ノドが弱い僕としてはチェイサーも欲しいような気がしましたがそんな野暮な事は言いません。
しかし、これは美味い呑み方です。山形でこういう呑ませ方をしているお店が他にもあるのかも知れませんが、僕は初めてです。又呑みに来たい! と強烈に思いました。体調に合わせて20°か25°が選べるようですが、まあ、どっちにしろ3杯も呑んだらフラフラになりそうですけど。
これが僕にとってうれしい事だったのですが、同時に残念な事も判明しました。

このシロップが製造会社の都合で、もう手に入らなくなるという事らしいのです・・
在庫のシロップが無くなったら、もうこの飲み物はメニューから無くなるかもしれないらしいです。せっかく巡り会えたのに、非常に残念です! 
という事で、山形のにこみや。シロップが無くなる前に是非又行かなくてはなりません。本当に残念です。
いや待てよ。にこみやでテンバの梅シロップを仕入れてくれれば? 無理かな? 無理だろうな・・・

このエントリーを見て「是非呑みたい。」と思った方は早く呑みに行った方がよいと思います。

追記。本日、シロップの製造元さんの前を通ってみましたが閉まっていました。普通に閉店というレベルではない閉まりっぷりです。シロップの入手はどうやら本格的に難しそうです。

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おくりびとの大吾の家の近くにあります「天竜飯店」
場所はここ→こちら 木曜日定休。中休みアリ3:00まで昼の部。

近所に住んでいるという方から、最近美味くなったんだよ。という話を聞いたので訪問してみました。座敷に座り外を眺めると、なるほど赤い橋の向こう側に大吾の家のセットが見えます。
おくりびとのロケ地

僕もやっと「おくりびと」を見ました。
今回わかった事は、映画を見る前にヘタにロケ地巡りとかすると、「あ~、ここはこうやって編集したんだ。」とか、「あ~、俺ここで同じカッコして写真撮ったな~」とか、余計な事を考えてしまって、本来の映画鑑賞とは違う観賞になってしまう、という事。やっぱり映画を見てからロケ地を巡るのが良いようです。

天竜飯店さんの駐車場は奥にありわかりづらいので、お店の人に聞いてから止めると良いでしょう。
お店の前に黒板があり、ラーメンと本日の御飯物ランチセットが書いてあります800円。この日は炒飯でした。しかし、店内に入りメニューを見ると、花椒が香る本格麻婆豆腐ラーメンというキャッチフレーズでパッと決めました。

麻婆豆腐ラーメン800円也
麻婆には花椒がかけられてます。

麻婆の上には花椒が降りかけられています。良い匂いです。
花椒がかけられた麻婆

麺は硬めの多加水麺で伸びにくそう。あんかけ用麺としては最適ではないでしょうか。
天竜飯店 麻婆豆腐ラーメン

ピリッとした山椒(花椒)がアクセントになって良い感じです。甘みの少ない家庭系麻婆とは一線を画する麻婆は、好みの分かれるところかも知れません。僕はもっと辛く、もっと濃く、もっと痺れても良いです。この辺はオーダーする時に事情を話してもっと辛くして貰えるような雰囲気ですので、今度食べる時は「辛くしてください」ってオーダーするつもりです。

天竜飯店
店内では餃子を握っていました。次は是非、手作り餃子も食べてみたいと思います。さらに冷製担々麺、温タマ中華ぶっかけなど、興味をそそるメニューがあります。食べてみないとわからないメニュー、イイです!
日曜日に遊佐町の吹浦に岩ガキを買いに行こうとしました。
出発してからすぐに波が高い為に休業と判明。岩ガキからウニへと大きく舵を切り直し、今まで行ったことがない太平洋側の七ヶ浜へ向かいました。

山形北ICから高速で1時間ちょいで到着。しかし、七ヶ浜町には道の駅も無く、地元の美味しいお店や市場に行くにはどうしたらいいか?? じゃ、まずパンフレットを貰いに役場へ行こうと言うことになり、七ヶ浜町役場へ。モノの見事に閉まっており、観光マップもありませんでしたので、名前が立派な七ヶ浜国際村へとりあえず。そこで町内のパンフレットを頂きウロウロ開始です。

七ヶ浜町は海に飛び出た半島のような形で、そこを車で一周してみました。火力発電所があるかと思えば砂浜が点在し、入り江もあって飛島もあり、起伏に富んだ地形からどこに行っても釣り人がワサワサといました。

半島の中心部は区画整理で住宅地になっています。森もあり近代的な街もあり漁港もあり砂浜もあり。かなり恵まれた地区のようです。

しかし、観光には力を入れていないようで、頂いたパンフレットに載っていた目の前に広がる太平洋で捕れた魚を売りにしている定食屋さんは日曜日が定休日や臨時休業。予約があれば営業しますとか。
海の街と、内陸の街の違いはこういった所に現れる気がします。海辺の人はそんなにしてまでせかせか営業しなくて良いのですね。十分食っていけてるので観光客が来なくても良いようなのです。

んじゃ、そんな中で観光に来た内陸人はどうしたら良いか?と言いますと、気長にウロウロしてよさげな店に一か八かで入店するしかないわけです。
で、彷徨いつつ入店したのが「寿司善(すしよし)」場所はここ→こちら。
七ヶ浜町 寿しよし

上寿し2100円。パンフレットを見せれば一貫+浜の汁物サービス。
七ヶ浜町 寿しよしの上寿し

廻らない寿司屋さんでお寿司を食べるのは久しぶりです。
七ヶ浜町 寿司善 上寿し
地元で採れたアワビ・海胆・ヒラメ。近くで採れたマグロ(大トロ)等々。

海胆は舌の上でとろけ、トロも舌の上でとろけ、地元七ヶ浜で捕れたアワビはバチバチとした歯ごたえ。鉄火巻きは極上な赤身の香り。ヒラメは極厚で濃厚な味。
びっくりする程美味い寿しに加え、お店の人も気さくでアットホームなお寿司屋さんです。

刺身を切って貰って日本酒ちびちびしつつ、寿しをつまみながら沈没してみたいお店なのは間違いありません。
山形の阿古耶寿しを彷彿とさせる心和む良いお店でございました。

今の季節はシャコの最盛期と言うことで、身が馬鹿みたいに厚い素晴らしいシャコが入荷していました。特上寿し(2625円?)には恐らくこのシャコが使われるのでしょう。写真だけ撮らさせて頂きました。
七ヶ浜町のシャコ
単品で頼む時「ガレージ」と言わないようにしましょうね。

腹も心も大満足し、七ヶ浜の港へと海産物を仕入れに向かった話は後日に続きます。
天童市から仙台市に抜ける国道48号線沿いにありますドライブイン「アメヤ」
その片隅に、24時間の自動販売機コーナーがあります。
そこには何とも懐かしいそばの自動販売機が稼働しているのでございます。

ブログなどで全国的にも有名(?)になりましたのですが、何故このようなレトロな蕎麦の自動販売機が有名になったか??  

僕はわかるような気がします。
 
昔、長距離トラックドライバーさん達など深夜に車で移動する人達はコンビニもなく、腹が減ったら深夜営業をしているドライブインや自動販売機コーナーに駆け込むしかなかったのです。
僕も18年程前、盛岡市で深夜に終わるバイトをしていて、朝にかけて山形に帰ってきたり、秋田に戻ったりとしていた時があったのですが、その際利用した深夜営業のドライブインや自動販売機コーナーには哀愁を感じさせる何かがあり、今でも夜中にフト起きた時に思い出したりすると何とも言えない悲哀を感じたりします。

歌うヘッドライトを聞きながら走った4号線、46号線、7号線、112号線。そんな街道沿いで集魚灯のように明かりをつけているのは、大抵深夜営業の寂れた街道ドライブインだったのです。
店内に入ると、弁当箱ぐらいあるオイルジッポーが景品のゲームコーナー、やる気のない天麩羅そばを出す小さいカウンター、手で握ってあるオニギリが置かれている冷蔵コーナー・・・
夏なのに冷めた気怠い雰囲気が店の中には漂っており、眠たそうに目を擦りながら新聞を呼んでいるおっちゃん、ルートを確認しながら蕎麦をすするトラッカー。みんな寝ている時間に活動をしているという何となくちぐはぐなで人生の裏の時間のような悲哀な感覚は、言葉では言い表せないのですが、心に浸みてくる物があったのです。

僕と同じ様な悲哀的思い出を持っている方が中年のおじさんを中心として結構いると思うのです。そういった人達が人生の分岐点を折り返し、ふと追憶し、その当時お世話になった自動販売機などに郷愁を感じるようになる・・そんな訳で今、街道の深夜営業ドライブインの自動販売機が注目されるようになったのではないかと思うのです。
この街道深夜営業ドライブイン懐古総論は今後も考えていきたいテーマですが、興味を持っている人は日本総人口の0.1%ぐらいしかいないような気がします。

この辺で、総人口の70%ぐらいの人が興味を持っている蕎麦の実食に移りたいと思います。

赤や黄色の色鮮やかな大型カラーパネルが本体左側にはめ込まれているタイプの蕎麦自動販売機は、今でも大型ドライブインなどで多く見受けられますが、お金を入れてから27秒で完成するこのタイプの自販機は最近とんと見たことありません。
そばの自動販売機 アメヤ

お金はゆっくり入れないと詰まりや誤読の原因になります。気をつけましょう。
お金は超ゆっくり入れないとダメです。

300円入れ終わった後、何の音もしないので不安になりますが、脇の小窓がオレンジに光り出します。
ランプが素敵です。

オレンジ色の光はだんだんと下に下ってきます。
一つ一つ降下していきます。

最後の1個はブルーに光ります。何故でしょうか?  
最後の電球だけブルー
ちょっと考えてみましたが、たいした意味はないと思います。

ステンレスのフタを押し分けて裏から蕎麦が登場します。この時天麩羅のボリュームがあり過ぎると天井にくっつくのですが、ま、細かい事を行っても仕方ないでしょう。
裏のステンレスのドアから出てきます。

ジャーン! 蕎麦が固まっているように見えますが・・・
ススッと出てきます。

割り箸は隣の入れ物に入っていますので、落ち着いて取り出します。フタに手を挟まないようにしましょう。
割り箸は横に入っています。

「蕎麦が固まっている。」などと言わず、27秒の限られた時間の中で蕎麦を1回湯切りしている事に敬意を表しましょう。
天麩羅は野菜オンリー
前よりも蕎麦が白くなっているような気がします。腰もなくなっているような気もします。が、店の人が茹ですぎたまま自販機にセットしたという事も考えられますので、誤差と見るべきでしょうか?
出汁はなかなか美味しいのです。日によって濃いめの時と薄目の時があるような気がしますが、基本、美味しいです。
蕎麦が少し変わったような・・・

すぐ脇が国道48号関山街道です。ここでは深夜トラックの運ちゃんによって何千杯という蕎麦が消費されたに違いありません。
外を走る大型トラック

繰り返しになりますが、このタイプの自動販売機を山形県内で見る事はなくなりました。しかし、僕が小学生~中学校の頃は3台の蕎麦自動販売機を確認していましたの発表いたします。

1台目は神町駐屯地内。駐屯地祭りの時などに食べました。昭和55~59年当時で50円から100円だったと思います。場所は消防車が置いてあった車庫の近く。数台の自販機の中の一台がこれでした。恐らく深夜に腹が減った隊員達の最後の手段に置いてあったのでしょう。

2台目は天童市役所近くの自販機コーナー。JAてんどうの北側の通りにありました。高校の時も食べた記憶がありますが、いつの間にかなくなりました。昭和62年ぐらいで150円だったと思います。ここで食べた人は結構多いと思います。

3台目は天童市グリーンガーデン前の駐車場。(こんな名前だったような気がしますが忘れました。プール・テニスコート・ゴルフ打ちっ放しがあったところです。)バイパスに向かって自販機が置かれていて、父と山形にドライブに行く時食べさせてもらっていました。一番記憶が曖昧ですが昭和49年~55年ぐらいだったと思います。丼が黄色いプラスチックで持ってきて再利用していました。探すと今でも家のどこかにあるかも知れません。
このほか、御存知の方は是非コメント欄から教えてください。実働してる物があれば是非行ってみたいと思います!

 アメヤのそば自動販売機はもう30年は稼働していると思うのですが、これからも、実用の方・懐古目的の方・グルメな方の為に頑張って壊れずに生きながらえて欲しいです。
先日、梅雨入り前のBBQが開催されたついでに、ラーメンを作りました。
材料は豚骨4本・鶏ガラ4つ・豚バラ・豚肩・鶏胸・鶏モモ・その他です。

結論から言うと失敗したのですが、言い訳になるのですが、単なる僕の確認不足なのですが、当日参加したメンバーでこのブログを知る人は一人もいないので今更言い訳をここで書いても仕方ないのですが、レシピの確認と、僕の精神安定の為に殴り書きして愚痴を発散させたいと思います。
ご了承ください。

沸騰した寸胴に鶏ガラを入れ、3分程茹でます。続いて豚骨を入れ5分程茹でます。この行程は、やりすぎると旨味も抜けてしまうので程々にしておきます。

綺麗な寸胴に水を張り、下茹でした鶏ガラ4体入れます。綺麗な脂が浮いてきます。
鶏ガラを寸胴に入れたところ

次に豚骨に切り目を入れトンカツで、あ、トンカチで真っ二つにします。骨の髄を出す為なので、もっと細かくしても良いと思いますが、面倒なので止めておきます。一応断っておきますが、切り目の裏から叩くんですよ。すると呆気なく割れます。中の髄を飛ばさぬよう気をつけましょう。
「あっ。骨の中に何かキモイ物入ってる!!」とか言って髄を洗い流したりしないでくださいね。
豚骨に切り目
ちなみに、豚骨に切り目を入れる際、何で切り目を入れたら良いの? と言う事になるのですが、今回はグラインダーで入れてみました。今まではノコギリで入れていたのですが、脂でノコギリが滑って危ないのと、ノコギリに付いた脂や何かキモイ物を掃除するのがスッゴイ面倒なのです。
しかし、グラインダーで切り目を入れることでも新たな問題が発生しました。骨が細かく飛散し、霧のように立ちこめてしまうのです。目を保護するゴーグルが必要になります。これもこれで面倒くさいのですが、ノコギリの掃除から比べたら屁でもありません。

もう一つの問題は・・・「人を殺した匂いがする。」と妻に言わしめた「臭い(におい)」

僕も切り目を入れた途端立ち上った香りに「Dr.お気楽先生」の顔が脳裏に浮かんだのです。何故って?? 殺人はこの際関係ありません(笑) アレですよ、あれ。「歯の治療」の時、キュィーンて歯を削りますよね。その時の臭いがするのです。骨を切るのですから当然と言えば当然ですが、歯の治療の時の1000倍くらいのボリュームの臭いが台所に充満し、隣の部屋にいた妻が「人を殺した匂いがする。」と台所を覗きに来ました。
慌てて換気扇を回したのですが、「近所から人殺しの臭いするって言われない??」って妻が真顔で心配する位の臭いなのには、今後何らかの対策を講じる必要があるなぁと感じたわけです。
ん?「人を殺した匂いがする。」と言った妻は、人を殺した時があるのか?

話を戻しまします。寸胴に割った豚骨と昆布を入れます。後は沸騰するかしないぐらいで3時間程クツクツと煮ます。
ラーメンのスープ

少し煮込んでからネギを入れます。アクを注意深くすくいます。
ラーメンのスープ進行中
1時間程煮込んだら昆布を引き上げます。お好みで煮干し・カツヲ節・鯖節などのスープを加えたり、それらを別の袋に入れてこのスープにぶち込んでおいても良いと思います。

次に、圧力鍋にフライパンで焦げ目を付けた豚バラ塊と豚肩ブロック・鶏肉を入れ、醤油2・酒1・味醂1の割合で注ぎ、火に掛けます。30分ぐらいが適当だと思います。あまりやわらかくし過ぎると切る時にバラバラになります。
圧力鍋の豚肉達

皿に出して冷やしておきます。こうすると切りやすくなります。
豚バラ肉

鶏肉類も冷やしておきます。鶏と豚肉の旨味が醤油ダレに乗り移ります。2Lの醤油ダレを作るのにバラ700g・豚肩700g・鶏肉類1.2kg程使いました。

この醤油ダレ90ccとスープ500cc程を混ぜ合わせ、ラーメンスープの完成です。お好みのラーメンを煮て食します。
こんなイメージです。
ウソです。
イメージですよ、イメージ。写真は過去に僕が行ったお店のラーメンです。

どこで失敗していると思いますか? 間違った材料も本当の材料に書き直してあるので絶対わからないと思うのですが、暇な方は予想してみてください。

ヒント「色は同じ色でした。」

・・・・数回作って慣れていた為、途中で味見をしなかったのが僕の失敗です。



失敗の答え。 「醤油」と間違って「めんつゆ」を使っていた。が正解!

「入れ物でわかるだろう、普通~よ。」

と皆さん思われると思いますが、今回ちょっと冒険して「昆布だし入り醤油」を買ったつもりだったのですが、商品棚に間違って紛れ込んでいた「昆布だしめんつゆ」を手に取ってしまったようなのです!
出来上がったスープはまさに「そばつゆ」その物。 予期せずして鶏中華になってしまったのです!

不幸中の幸いですが、煮込んだ肉類は不思議と皆さんに好評だったので、すべてつまみで消化して貰いました。良かった良かった。
ダブルチェックの大事さを改めて感じた初夏の日でしたとさ。
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