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東北は山形の見歩き・食べ歩き・風景写真を掲載します。脱線話も!!
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年末年始など長期休みになると実家に帰省してくる小学校の頃からの友達と、年末の神町の飲みにいきました。

友達の実家に車を置かせてもらって二人で徒歩です。

一軒目はなんとこれまで4回もフラれている「居酒屋 磯」です。この居酒屋は友達の実家から比較的近いんですが、しかし神町の飲み屋街から反対方向にあり、フラれると体力的大ダメージを受けるのです。
そんな中で4回連続フラれて学習したボクは、友達の家に行く前に「磯」を偵察しました。だって今日は積雪どっかり、小雪混じり路面凍結、気温氷点下という徒歩には辛いコンディションなんですから。今日はばっちり営業中でした。

まあ、そんななら無理して磯に行かなくてもいいじゃないの? と思われますが、4回もフラれれば逆にどうしても行きたくなるのが人情というものです。
 

 ツルツルの路面に足を取られながら磯に到着。ガラガラ~。
「2人ですけどいいですか?」「…ご予約ですか?」「いいえ。」「あ、今日は予約でいっぱいですっ!」「え!?」「えええっ!」
はい、フラれた~。5回連続でフラれた~。「営業中の看板出すな、ボケッ!」と心の中で怒鳴り磯を後にしました。
なんかもうやり切れず気力も削がれ、飲み屋街と磯の中間地点にある神町小学校近くの「居酒屋まつの」の前でボクはつぶやきました。「ここにしねえ?」

この店の前身は「工藤模型屋」です。神町の子供なら知らないものはいないと言っても過言ではない超有名な場所です。10年ほど前工藤模型屋がなくなり、居酒屋になったのはわかってましたが、なんというか、思い出深いプラモ屋が居酒屋かあ。と寂しく思って、今まで入った事はなかった店です。

友達は一度来たことがあるらしく、うーん、ここ来たことあるけどな…と乗る気ではないようでしたが磯で5連敗に心が折れていたらしく、吸い込まれるように店内に入りました。

先客はなく、というか、店主であるおばちゃんも今来たんだゼェゼェって感じでカウンターに荷物をドカッと置いて一息ついた風情です。
カウンター5.6席に小上がりが2つ。絵に描いたような一杯飲み屋でした。
開店したての生ビールを恐る恐る飲みながらメニューを探すとメニューがありません。
「その日あるもの」しかないそうです。いいねぇ、これこそ一杯飲み屋です。

「あ、これだすか…」と出てきたのが刺し身の切り落とし (価格全く不明)

サーモンハラミ、中トロ等。とにかく脂っこい。

これが出たら日本酒です。十四代が置いてありましたが、そんな高級酒(金額が)は飲めないので朝日鷹で。冷で貰って何杯か飲みましたけど、朝日鷹でも十二分に旨いんだよなあ。

場所柄、工藤模型屋の話になりました。

店主のママ(ババ)は工藤模型屋とは縁もゆかりもなく、何も知らないで居酒屋をオープンしたら来る客来る客がみんな「ここは昔プラモ屋で云々」と何百回も聞かされた。とやや迷惑そうな横顔で料理の仕込み。やっぱりみんな工藤模型屋の事が忘れられないんですな(笑)

店の中に一人で入ってプラモを品定めしてると黒縁眼鏡をかけた店主が後ろに張り付いて監視してて鬱陶しかった。なんて話をしていると「みんなそう言うねぇ、ふはは」と誰よりも工藤模型屋に詳しくなった店主のママ(ババ)が絶妙に話に混ざってくるのがなんか面白かったです。

他に客もいないし、カウンターで話しをしていたら結構時間が過ぎてしまい、二軒目は中締めも兼ねてとんこつラーメンこう路に行くことに。いや、行きたかったんですよ、あのラーメンを食べに。

えっちらおっちら雪をかき分けこう路に到着! 
定番のもやしラーメン!


友達はチャーシュー麺。

チャーシュー多すぎる! ってお前がチャーシュー麺頼んだんだろ…w

あっという間に平らげ、また神町の繁華街へ。 気になっていた珈琲屋というスナックへ。カラオケのないスナックとは珍しかったけど、スゴイいい店でした。
最初は先客とも和やかに酒を飲んでおりましたが、政治的な話になり(笑) 友達が本気で怒りだしたため自主退場(笑)(笑)(笑) いや、決して極端な話ではなかったんですけどね、職業柄、海外やら国内あちこちで苦労してるらしく… 又行きたい良いお店でした。

2014年を締めくくる、楽しい忘年会でありました。また来年。
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久しぶりに温泉旅館に一泊してきました。由良温泉、ホテル八乙女です。

高校時代の部活仲間4人一部屋でしたので、高校時代の超辛い合宿を思い出してしまう、そんな旅行でしたけど、楽しかったです。

 去年の忘年会で、もう中年なんだから温泉に一泊してゆっくり忘年会しようず。という感じで決まったのですが、場所はどこでいいということになり、天童温泉、東根温泉、かみのやま温泉などスゴイ近場候補が上がったのですが、ちょw待て待て、せっかくだから海の幸豊富な庄内にしようと私が独断と偏見で決めました。じゃらんの口コミもチラリと見ましたが、なかなかイイ口コミでした。

15時チェックインを目指し出発。米の粉の滝ドライブインで昼飯・ビールなどいただいているうちに時は過ぎ、15時30分チェックイン。

今回泊まった部屋は5階。オーシャンビューです。
 
雨時々晴れの微妙な天気でしたが、冬の日本海の厳しさはなく、どちらかというと穏やかでしたね。この岩の周辺を八乙女浦というのだそうですよ。
さあ、温泉ホテルなんだからガンガン入らなきゃっ損損。ということで僕は速攻で温泉に。

まずは7階露天風呂。日本海を一望。東北の江ノ島と言われる白山島もバッチリ見えます。

先客もいず、貸し切り状態です。最高!
因みに白山島は2000万年前に形つくられたそうですよ。
1万年前でもわけ分からないのにその2000倍昔って、人間なんてララんラ~。。。

見えそうで見えない夕日を見ながら至高の時を過ごしていると、皆がやってきました。なんだかんだ言っても皆温泉が好きなんですね。

風呂から上がっておみやげ屋でつまみとビールを買って、と絵に描いたような中年オヤジですが、やっぱり風呂あがりのビールは最高でした。

食事は大漁膳というもので部屋出しです。部屋で食事だと気楽でいいですよね。キリン一番絞りが一人一本つくのも嬉しかったです。

この写真の他に寿司、牛肉ミニステーキなどが出てきました。少しずつですがかなりの品数です。〆の米がなかったのが残念ですが、8時ぐらいになるとラーメン屋もオープンするらしいので
〆はそちらでということですかね。

夕食が6時からだったので7時過ぎには食べ終わり、すかさず温泉へ。(俺だけ)
皆腹一杯で動けないとか言ってましたが、僕は腹八分目でした(笑)

ホテル八乙女には3つの温泉があり、7階露天風呂、3階大浴場が2個、その1つはサウナ付きです。この日、300人近く宿泊していましたけど大抵の人が7時過ぎは大宴会タイムですから、浴場には人っ子一人いませんでした。20分づつ位入ってサウナ含め3つの温泉制覇しました。

湯上り後、またまたビールで乾杯し、10時前でしたが〆のラーメンを食べに行くことに。みんなはまだ腹一杯で入らねぇとか言ってましたが…

旅館ラーメンマジックとでも言いましょうか、一口食えるかどうかなどと言っていた奴も完食です。味の方はまあ、昔ながらの中華そばにアゴ出汁がほんの少し香り、思わず醤油を足したくなるバリバリの薄味でしたが、健康のためにはこれぐらいがいいのかもしれません。

腹をさすりながら部屋に戻り、またまた酒を飲み話をしているうちに寝てしまいました。

…ふと目が覚めウォークマンを見ると午前3時。シーーンと静まり返った薄暗い部屋を見渡すと椅子に誰かが座っています。「うわっ! 出た!」 
…お化けじゃなく、早く目が覚めた友達でした。中年オヤジあるあるです。

やること無いので温泉へ。

朝6時。皆起きだしテレビを見ていると、腹減った!メシまだ? と言っている奴がいます。〆のラーメンは一口も入らないと言いつつ完食しちゃったオヤジさんです。
朝食はバイキングで7時からですが、少しフライングして6時50分頃行きました。もう食べてる人がいる(笑)

品数豊富でアレ?っていうぐらい美味しい朝食です。刺し身からパン、スパゲッティ、グラタン、蕎麦まで。今までの旅館やホテルの中では一番かも。

ほんの一部ですが。こんな感じ。いや、本当においしかったです。

朝食後一寝入りしてジャパンカップの予想して10時チェックアウト。これで一人15,000円でした。大満足です。

目の前の砂浜に散歩に行くと、実は昨日から知っていましたが打ち上げられたイワシが沢山いました。
 
何万匹いることやら。

ウミネコがお腹の部分だけ食べていってます。ああ勿体無い。時間があれば拾って煮干しにするのに…

帰り道、庄内おばこの里「こまぎ」へ行き、昼食とおみやげを買いました。

友達が食べた名物? 由良丼。最初自分もこれにしようかと思いましたが、しなくて良かったですw

イカと牡蠣の卵とじです。930円?

僕ともう一人はラーメン。

昨日食べたラーメンがあまりにも薄く、どうしてもリベンジしたかったのです。やはり薄味でしたがアゴ出汁が効いてました。750円。

もう一人は海鮮丼。写真なし。普通だそうです爆

無事皆を送り届け無事今年の忘年会は終了。来年は秋保あたりにいきたいと思います(俺が)

先日、東田川郡三川町にあります「丸喜製麺所」に見学に行ってきました。

「趣味の製麺」という本を出版している玉置さん (製麺機、回してる?)  (メインサイト私的標本) が仕事の製麺を見るというので、私も付いて行った次第です。玉置さんと丸喜製麺所三代目は同窓生ということでした。


そうそう、その玉置さんが出版した「趣味の製麺 VOL1「趣味の製麺 VOL2」只今絶賛発売中です! この本のデザイン素晴らしいでしょ? デザインはなんとあの禿生氏ですよ! 私も数ページ執筆しておりますので是非とも購入してくださいm(__)m
 
本題に戻ります。
見学と言っても詳細はわからず、一時間ぐらいの製麺所見学かな? と思っていましたが3時間以上になり、とてもためになる見学でした。丸喜製麺所さんご家族には感謝感謝です。
 
 
 
 丸喜製麺所さんに到着すると、玉置家族はまだ到着しておらず、到着までその辺を散歩しました。裏手に出てみると赤い大きな橋がありました。

なんか見たことあるような橋だな・・・と考えていると、だんだん記憶が蘇ってきました。 
大学時代、毎週のように通過していた道じゃん。20数年の時を越え、目の前に現れた思い出の道にボーっと追憶しておりますと玉置家族が到着しました。

早速工場見学と思いきや、茶の間に導かれお茶を飲みながら二代目社長、三代目若旦那直々に製麺所の歴史、販売網、製造品目等々の説明があり、試食などもせさていただきました。

ホントの製麺所で食べる中華そば。讃岐うどんもこういう形態が多いと聞きますね。ホッとする庄内魚だし系中華そばです。このまま中華そば屋さんもやればいいのに。

庄内名物麦きり。激ウマっす! 下の携帯と大きさを見比べると(笑)

その後、実際の製麺を見せていただけることに。今回は25kgの中華麺でした。

水回し。企業秘密でしょ?それ。とツッコミたくなる丁寧な説明をしていただきました(笑)

水の温度管理、ニーダーの回転数など、なるほどということばかり。我々素人製麺マンにとってはためになることばかりでした。

いよいよ麺帯作り。 

オーソドックスにローラーにバラ掛けして・・・ですが、あれ? なんで生地を入れる所が2つに分かれてんだ? 

と思ったら、ここで2つのローラーでバラ掛けし、もう一つ下にあるローラーで即1つの麺帯にするんですね。さすがプロの製麺機。乾麺を上手く作る為らしいです。

製麺をしたことがない人は「は? 何言ってんだこいつ?」と思われていると思うので説明いたします。

街中にある多くのラーメン屋の製麺機は1つのミキサーと1つのローラーだけしかありません。ミキサーで水回しした生地は一塊ではなく直径1cm程の小さい団子状になってます。これを直接ローラーに投入し伸ばし麺帯にします。これをバラ掛けといいます① この麺帯を半分の長さで分け、その2つになった麺帯を重なり合わせてもう一度ローラーに通し一枚の麺帯にします。これを複合麺帯といいます② 

①と②の工程が一度に出来てしまうとはスゴイ! でしょ? ですよね? 

え~と、出来上がった麺帯はすべすべ艶々です。


麺帯を休ませ、圧延して切刃に通します。

はい出来上がり! 寝かせた麺帯から麺ができるまでは本当にあっという間です。この麺帯から麺になる所がなんとも言えず楽しくワクワクしますね。

出来たての麺。このまま食べてもイキイキしていて美味しいよ!

プロの製麺、初めて拝見させていただきました。僕達アマチュア製麺家としては勉強になることが多く、製麺の階段をだいぶ登ったような気がします。

丸喜製麺所さん、大量生産でイケイケーな製麺所ではありませんが、地域に愛され密着し伝統的商品をコツコツ手作りしている感じがほのぼのして心温まる製麺所さんでした。乾麺も数種類販売しておりまして、中でも多加水で作る乾麺は伸びにくくひっぱりうどんに最適でした。皆さんも機会があれば是非購入して食してみてくださいね。通信販売もしています!

帰り道、加茂の港にて。綺麗な夕焼けでした。


重ねてになりますが「趣味の製麺VOL1 VOL2」は上山市ビッグバンにて販売中です!

なんか予感がして行ってみたら、あらら、解体してました。


解体4日目だそうです。


管理棟付近から


分厚いコンクリートですね。


真ん中辺り


高速ろ過器が変な場所に。

ガマプールが・・・

跡形もなくなりましたね。

ガマの置物は保存するらしいです。ブルーシートにくるまれていました。
 


あのへんに白鳥家族がいたんた 

見事に壊されておりました、東根市民プール。壊された分厚いコンクリート。あの上で俺達は遊んでいたんだな。
地域密着型記事ですいません。
長沢キヨノ商店は、東根市営団中通りにありました。所謂10円店兼コンビニチックな店で、ちょっとした洗剤や缶詰なども販売していました。
 
 
当時、この店を知っている小学生は極少数だったと思います。なにせ場所が悪い。周りは果樹園で民家は200mおきにポツポツ状態です。街の中心部まで2km以上離れているのは致命傷です。

 僕がこの店に初めて来たのは4年生の夏休み、暑い日の夕方でした。近所に2年上でガタイが大きく非常識な不良がいて、名前をT葉といいましたwが、何故か気に入られて連れ回され、この店もそのT葉くんから連れられてきました。普段からT葉くんはあらゆる手段(小学生とは思えないエグいことをしてました)で同級生にお金をタカっており、金持ちでした。脇で見ていたのでわかります(笑) 僕はこの店で、恐らく同級生から巻き上げたであろうお金でファンタを奢ってもらいました。どうもすいません。



子供心にああ、こういう奴とはマシで付き合っちゃいけないと常々思っていたのと、T葉くんと僕との間でも一悶着あり、それから付き合がなくなりましたが、暇な時はあえて近くの「さかみせ」「かどみせ」には行かず、この長沢キヨノ商店まで行ってアイスを食べました。

長沢キヨノ商店、恐らく1995年ぐらいまでは営業していたと思います。


店の脇にオールドの空き瓶が落ちていました。最近見ませんね、オールド。


この空き缶は最近捨てられたのか、プルタブです。
 

店の側面 

長沢キヨノさんはもう住んでいないようです。30数年前ですでにおばあちゃんの風情でしたからねえ。

昭和50年代、神町にはここも含め3軒の10円店がありましたが、現在生き残っている店はありません。まもなく取り壊されそうな感じですので記録として残しておきたいと思います。
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