2008Aug/17 お盆休みはBBQ で二日酔いの巻

8月15日（晴）の夏雲。今年は迫力ある夏雲は拝めなかった。


最悪だった・・・

なにが? かと言うと『二日酔い』。　滅多に使わない二重カギ括弧を使ってしまう程のヤツ・・・

この時期、世間のご家庭では里帰りしてきた家族や、恐らくあの世から帰ってきているであろう爺さん婆さんを含め晩餐会が行われているのではないでしょうか?
我が家でもお盆の最中に近所に住んでいる姉夫婦家族と合同のBBQを行うのが恒例となっていて、みんなで8-10人ぐらいなのですが、生ビール呑みながら一族の親交を深めるわけです。
８月１５日の夕方から始まったBBQ。近所のおじさんも巻き込んでの宴会になり、僕が意識を取り戻したのは８月１６日の朝・・・　目を開けると愛猫の肛門が目の前に。「うぉ・・・」　慌てて起きあがろうとしましたが体が言う事聞きません。しばし佇みながら昨日の出来事を思い出そうとしても、全く出てきません。僕の海馬くんは記憶を放棄したようです。
うーん、最後は・・・あっそうだ。とっておきの大吟醸をみんなで飲んだな・・・太平山の金賞のヤツ。味は・・・じぇんじぇん憶えてねぇ! なんてこった!　ずーっとビールで通して、最後の最後に日本酒だと残るんだよな・・・わかってるのに本当に酒の力は恐ろしい・・・　みんなどうやって帰ったんだろう。嗚呼ダメだ。全く憶えてない。うぅ、気持ち悪い・・・
そんな事でしばしのたうち回っていると、「あれ?」なんか良いかも。ちょっと復活したかも。起きられるかも!　と嬉しい状況になり、お盆なのに仕事の妻と一緒に焼肉丼を作り完食。しかし、ここから事態は急変。何で朝ご飯を食べるとやばい事になるのでしょうか? 前々から不思議なのですよね。僕の想像だと、朝食により落ち着いていた血流が活発になり、アルコール分解で疲れ切った肝臓君に又もや大量のアセトアルデヒドを含んだ血液が。肝臓君は「もうヤダ!!　堪忍して! もう無理! 」って。　で、リバース。リバース。バックオーライ。ふぅぅ。

話は変わりますが、二日酔いの昼に「ラーメンとカツ丼」等というような炭水化物＆炭水化物セットが非常に恋しくなった経験をお持ちの方、手を挙げて!　　　「はーい。」
　何故そうなるのかには理由があるのですね。肝臓は炭水化物からグリコーゲンを作り、肝臓内に蓄えておいて燃料として使うんです。その総量はそう多くなく必要に応じて肝臓で脂肪を分解して燃料を作るのですが、アルコール分解で疲れ切った肝臓君の場合、この脂肪からの変換が出来ない。で、体の中ではグリコーゲン不足になってその結果、脳みそは炭水化物を欲するようになる。
なので最近思うのですが、明日は飲み会、ガッチリ呑むぞ!!という日はパスタ・ごはん・食パン等の炭水化物だけ３食食べる。すると肝臓君はセッセといつもに増してグリコーゲンを溜めてくれて、アルコールの解毒をいつにも増してスピーディーに遂行してくれるのでは?という・・・。もっと徹底したい場合は一週間前からタンパク質・脂肪だけの食生活にして（エスキモーみたいに）最後の二日間は炭水化物だけ食べる。そうすると肝臓君は「うぉ～、久々の炭水化物!」と狂喜乱舞。いつもの倍グリコーゲンを溜め込んでくれるのでさらに解毒を・・・。　マラソンの選手はそうやってスタミナを蓄えるんだそうです。僕の場合は目的が180度違いますが・・・

そんな事で約束していたちょっとした仕事も出来ず、自己嫌悪しながらずーーーーっとベッドの上で要介護５の生活をしておりました。オムツはしていませんが。完全に一日無駄にしてしまったわけです。あぁ～あ。ホントにもう・・・

昼過ぎ帰宅した妻が買ってきてくれた「ウコンの力」6本とビタミンコンプレックスのおかげで夜になってようやく歩けるようになり、ビールサーバーの確認。ビールを積極的に飲んだのは2.5人。なのに10Lの樽は空。日本酒の瓶も空。二日酔いになるわけだ・・・

二日酔いの翌日は基本的に禁酒です。自ら禁酒って言うよりは「呑めない」って事なのですが、一日禁酒すると「俺は１日禁酒したんだぞ!　凄いだろう。」って胸を張りたくなるのは、なんでだろ～なんでだろ～

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