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東北は山形の見歩き・食べ歩き・風景写真を掲載します。脱線話も!!
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鶴岡市三瀬に旨いラーメン屋を発見してしまいました。

喜一郎食堂。場所はこちら→この旅館のお向かい

琴平荘でこってりを食べる頭にはなっていたものの、凄まじい混雑。喜一郎食堂の前を車で通りかかった際に妻が 「ここいい。」 と言ったので、その言葉のまま失礼ながら期待せずに入店。

しかし、「ここでいい。」って本当にどうでもいい感じがしますよね。

高校時代、部活の練習終了後OBのオゴリでビー、いや、コーラとかポテトチップスを頂くのが常でしたが、OBからポテチの味をどうするか聞かれて、「コンソメでいいッス」 と言った同僚はその罰として腕立て伏せをさせられました。この場合 「コンソメがいいッス! 押忍!」 が正解なんですよ。そういえば今の世の中では腕立て伏せって体罰なんだそうですね。ユトリがまわりすぎて将来は火星人みたいに腕や足が細くなるんじゃないでしょうか。

そんな事でいつもながらなかなか本題に入れないわけですが…まあ、僕もほとんど期待せずにいました。というか、極近くにはあの琴平荘。その駐車場にはざっと35台もの車が。一方、喜一郎食堂さんの駐車場には先客1台のみ…ははぁ~ん、琴平荘が流行っているからそれに乗じて中華そばを出したのかな? って思ってました。

喜一郎食堂メニュー。
三瀬 喜一郎食堂メニュー
ん? チャンポンメン?

僕は基本の中華そば550円を注文。大盛りにしないあたりに押し殺した感情が見え隠れします。
喜一郎食堂 中華そば 三瀬 チャーシューが又も豚バラ炒め。
小さい器にぎっしり盛られた感は築地の井上を彷彿させます(食べたことないけど)

妻注文、チャンポンメン750円。冒険家だなぁと思いました。
喜一郎食堂チャンポンメン なんだこのボリューム
右端に写っているのが僕の中華そば。直径がおかしいことになってます。

すり鉢にどーんと来ましたよ、どーんと。中身だけで1.5kgはあるよね~
チャンポンメンと中華そばの比較。妻すげえ
容量的に2倍以上あります。それも海の物が具として乗ってるのにこれで750円て。

中華そばを期待せずに一口。  あ、旨い! 魚の出汁が複雑に効いていて旨い!
喜一郎食堂 中華そば 大変美味しい。
やや濃い目の醤油と出汁が調和しててクドクなく舌も痺れず。
麺はしっかりとした中太麺で艶々。昔は自家製麺だったが今は酒田の製麺所に頼んで作ってもらっているとのこと。

数種類の節を使った魚介系出汁の雰囲気は、先週食べた鶴岡の2店と同じ方向性。その中でも自分の好み的にこの店の味が一番好きかも。

チャンポンメンはボリューム満点の一杯。野菜沢山、スープも沢山、牡蠣も大きいのが2個、イカ、エビ、ワカメ、生卵。
麺も多いような。
案の定、あと食べて。と渡されましたが、配膳された時とあまり変わりない状態。ねえ、妻。食べたのこれ。って聞いたら、だんだん増えてきて…だそうです。
出汁の効いたスープに魚介・野菜の出汁がプラスされ、シンプルながらも大変美味しいチャンポンメン。昔、秋田市の中華食堂 上海にあった海賊ラーメンとボリュームも含めそっくりです。

中華そばといい、チャンポンメンといい、実力派なお店。それもそのはず、よくよく聞いてみると今二代目で創業50年。なんと一人で配達調理接客をこなしていて疲れたためもういいだろうと数年前に閉店。しかし、昔の味が忘れられずに開けてくれとの声があり今に至る、との事でした。スープもこだわって作っているそうです。

しかし、行列の出来ない旨い店ってあるもんですね。いいお店見つけました!
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普段コッテリはあまり食べないのですが、口コミの素晴らしさに惹かれて訪問しました。

場所はこちら→ここ。

ブラック普通盛り650円也を券売機で購入します。流石新しいお店だけあってスマートですね。

明るい店内に明るいスタッフ、元気良く愛想の良い若い店主がとても良い感じです。

春馬ブラック650円。
麺屋春馬ブラック 普通盛 
真っ黒というよりも、黒い点々が沢山浮いています。マー油です。

全国的には富山ブラックが有名ですが、このブラックは醤油の濃さ由来のブラックとは根本的に違いました。富山ブラック系ならスープは残さなければと思っていましたが杞憂でした(血圧対策)

マー油が黒さを演出。スープを一口すするとコラーゲンたっぷりのトロミと乳化した脂、魚介類の風味が一体となっているのがわかります。
そしてクドクありません。脂ぎった感じも豚の臭みも全くなく、最初の数口は魚介(煮干し?)風味が強いかなと思いますがすぐに馴染みました。色々な味が突出することなくまとまっていて旨みのコクがじんわりと口中に広がります。

コラーゲン効果でチャーシューもいい具合にトロトロ。

スープの中は黒くありません。
コラーゲンが自家製麺をコーティングしよく絡みます。いやー、大盛りにすればよかった~。あっという間になくなりました!

最初は、コッテリか~モタれるのはやんだな~夜飯食えっかなぁ~とか思っていましたが、食してから5時間あまり、モタれること全くなく快調に腹が減ってきました。それにコラーゲン効果でしょうか、肌がシットリしたような気がします(爆)

会社からも近いのでこれを機にちょくちょく行っちゃいそうな気がしますが、やっぱり太るかな。いや、このトロミは脂じゃなくタンパク質だから太らないか。そうだそうだ。  まあ運動しろって話ですが。

煮干しガッツリのルーキー煮干しも間もなく登場のようですし麺屋春馬、しばらくは目が離せません!
寒河江市内で昼食時間になったので、久しぶりに らーめんはうす88 へ行こうか! 懐かしいな! と一人で盛り上がり、到着してみると定休日ですた\(^o^)/

考えてみれば浪人時代に友人3人と訪れラーメンセットなど食べたのが最後だったので、今回定休日でなければ実に20数年ぶりだったのに残念。

では、更に久しぶりにあの中華屋さんへ行こう! …いや、待てよ。そういえばまだやっているのかな?  名前もろくに思い出せないが…最後に来たのはハイスクール時代、確か2年から3年にかけての春休みだったような。もう23、4年前だ。
あの頃、近くにペンギンとかいうお好み焼き屋があってそこにはよく行ってたけど、跡形もなく無くなったし、あの中華屋も同じ運命をたどったか?…

と思ったらありました。営業中の看板も出ています。よし!

正華飯店。場所は→こちら

メニューを見ると定食や一品料理が安い! 昭和価格といっても過言ではありません。中華料理屋での価格の目安となる (自分基準で) 干焼蝦仁が1,200円。
食べたくなるメニューが沢山。
クリックで大きくなります。

うーん。漢字のみで書かれたメニューはいかにも中華飯店的で旨そうな雰囲気が漂ってます。定食にするとお手頃価格だし迷う…

しかし、すぐ次に会議が控えているのでオーソドックスにラーメン500円を。最近は500円という価格のラーメンもなかなか見なくなりましたよね。
中華屋に来てこれだけというのも寂しいので春巻き400円も注文。

中華料理店らしく素早い出来上がり。どん!
正華飯店 ラーメン500円。春巻き400円。

今流行の魚介系を入れてみようか。などという事とは全く無く、創業40年変わらぬラーメン。塩分やや濃い目ですが、まさに古き良き昭和時代に食べたあのラーメンです。
体を気遣いしなければ、このぐらいの濃さが一番好き! といった塩梅がいいです。

皆さん一番突っ込みたい所がこのへんではないでしょうか?
チャーシューの代わりに豚三枚肉炒め。ご飯を頼んでオンザライスもいいかも
チャーシューの代わりに豚三枚肉炒めが乗ってますが、これはライスも頼んで乗っけて食べたら美味しいよ。という店主からの挑発でしょうか? 

そんなことありませんね。

麺もストレート中太麺で特筆すべきことはないのですが、手打ち縮れ麺が多くなっている中、このスタンダード麺が逆に新鮮に感じます。

春巻き400円也
正統派春巻きとでもいいましょうか。バリバリに揚がっています。
揚げたての表面はパリパリッ。中の餡はトロトロな五目あんかけ餡。そしてギッシリ。
まさに正統派春巻きと言えます。ビールやハイボールなんかを合わせたら最高でしょう!

…昔来た時もこんな薄晴れた春の走りだったなあ。あれからもう20年以上の月日が流れたのか…この店を出てからその後どこに行ったんだっけ…一緒に来たあの人は元気にしているだろうか…

甘ずっぱい思い出のシチュエーション的には、海辺のカフェの白いテーブルの上に置かれたソーダ水。その泡の向こうを過ぎ去っていく貨物船をぼんやり眺めながら…というのが理想なのですが、薄暗い店内で酢とカラシをちょっと付けた春巻きを口に頬張りながら…といういかにも夢のない現実の中、追憶に浸っておりました。

正華飯店さんの店構えにビビって(失礼ですが)入店に至らないケースもあるかと思いますが、そこをひとつ勇気を出して入店すれば、お手頃価格の本格昭和中華を食べることが出来ます。オススメでございますよ!
冬季限定営業で有名な琴平荘にやっとこさ行ってみました。場所はここ。

噂、口コミは散々聞いてきたので期待に胸ふくらませ、腹は凹ませてシャッターしました(笑) いえ、琴平荘さんの入り口はガラス戸なので正確にはシャッターではなくガラス戸です(爆) 
晴れたり曇ったり雪が降ったり猛吹雪になったりと忙しい三瀬海岸にそびえ立つ琴平荘

10時40分。駐車場に車が5台ほど駐めてあり、よくよく見ると若いカポー様やらファミリーやらが車の中でそのガラス戸が開くのを今か今かと待ちかねています。吹き飛ばされそうな強風の中ガラス戸前に並んでいるのは僕一人で淋しい状態で10分経過…(寂)
ちなみにこの並ぶタイミングは禿生さんから教えて頂きました。ばっちりでした。

おはようございます~と今風の若いお兄ちゃんがガラス戸オープン! 店主のサンさんでしょうか? 
僕の背後からはバタンッバタンッ! と車のドアが閉まる音と共にダッシュしてくる複数の足音が! 強風の中10分待った俺を抜かすとは…お前らちょっと落ち着けよ…仁義無き戦いか(爆)

開店して2分ぐらいでほぼ満席! キャパは50人以上なのにすごいです。普通の店なら満席で2回転分ぐらいが一気に入店してきました(呆)

でもオーダーは一番!  中華そばあっさりと替え玉。計780円也。
待望の琴平荘中華そば

注文して3分ほどで配膳。お魚出汁が穏やかに香ります。しかし早いです、速すぎます! 周りの席の人はまだ注文段階ですが、羨望の眼差しを浴びながら (妄想) 遠慮なくズビズバすすらせて頂きました(爆)

お店のチラシの写真ほどチャーシューは大きくありませんでしたが(核爆) 腰がありつつしっとりとしたチャーシュー、旨かったです。
店主が苦労して創り上げた珠玉の一杯。

想像していたほどのインパクトはありませんが、透明感のある多加水熟成ビロリン麺とスープがマッチして一気に食べられます。
自家製多加水熟成麺。この透明感のある麺、素晴らしいです。
舌に残る嫌な感じも全くなく、最後まで飽きなく食べられました。これはズバリ、毎日食べたくなる飽きのこないNICE中華そばでしょう!

替え玉もナイスタイミングで持ってきてくれました。素晴らしいオペレーションです。
DPP_0115.JPG
この替え玉も丸々一人前。素晴らしいボリュームです。

さっさと食べて、立待ちの人の方に席を空けました。

いや~珠玉の一杯! と謳うだけあります!  たまたまの一杯ではありません(核爆)

またぜひ食べたいラーメンです。5月末までやっているのであと2回は食べられそう。次はこってりだな!
(真似して書いてみましたが店主の才能にはついていけませんでした。)



…新しく出来た日本海沿岸東北自動車道を三瀬ICから利用してみました。鶴岡市内まで早くなり便利ですね。しかし何故に山形道に接続しないの? 後からのお楽しみ? 

帰りの道すがら、米の粉の滝ドライブインでお決りの天婦羅そばでも食べていこうかと思っていましたが、先日アイクラさんがあそこのラーメンが◯せない。と力説していたのを思い出し、どれぐらい◯せないのか食べてみる事にしました。

場所はここ。

実は僕、ここのラーメン屋が開店したばかりの時に一度食べました。その時は…もう何年も前のことなので正直に書いちゃいますが、薄いスープに角のとれていない醤油味。それから食べていませんでしたけど、最近の口コミ等では旨いと評判になっていたので、当然ずいぶん改良されたんだろうなと思ってました。

満々ラーメン細麺680円。
旨そう
かけそば400円(ネギ・あげ玉入れ放題)との価格差が気になるところですが、ラーメンのスープをまじめに作れば原価は簡単に跳ね上がるので、ラーメンの方が280円も高くなるというのも仕方ないことです。
が、ちょっと寄ったドライブインで気軽に小腹を満たすラーメンの価格としては高いという意見もよくわかりますね。

しかし、ドライブイン側が材料を妥協して400円のラーメンを出すのは簡単なことだと思いますが、その中、あえて差別化して高いラーメンを提供するというのはそれだけ本気でやっていという心意気の現れなのではないかと思います。
あさひ満々ラーメン。数回の値上げで多分100円上がってる? 前食べたときは580円だったような
美味そうですよね

で、食べてみますと…これは…琴平荘さんの中華そばと似ている! と感じました。味の強さと複雑さは琴平荘さんのほうが強い感じがするのですが、魚介系の後味を含め同じ雰囲気。
麺もやや熟成麺で似ている感じ。前食べた時とは大違いになってました
麺は琴平荘さんのほうが後味の点で好みでした。

偶然にも今日食べた2杯の価格はどちらも680円。でも同じ価格にどうしても違和感が残るのは、ドライブインという名前の雰囲気がそうさせるのでしょうか?

しかし昔に比べたら本当に旨くなっています! 上から目線で申し訳ないのですが、あの時食べたラーメンとは別物になっていました。
今度からかけそばだけでなく、しっかり食べたい時にはラーメンという選択肢が広がります。もっと早く再食していればよかった。

4月も2/3過ぎようとしているのに吹雪の112号線。早く春になぁーれ。
北山形駅前にある小出家支店に行きました。
場所はこちら→ここ。

久しぶり歩いてみましたが、北山形駅前はすっかり落ち着いた感じになっていました。
閉店したヤマザワの建物は取り壊され跡も形も見当たりませんし、味噌ラーメンが売りだった中華料理店?も今はどこだったかさえもわからなくなりました。駅前なのに貸し店舗が堂々と空いてますし、時の流れを感じますね。

雰囲気的には蕎麦屋的で、ラーメン屋というにはちょっと違う感じがしますが、中華そばがを食べたのでカテゴリーはラーメン屋になってます。

小出家支店の隣に大きい声では言えませんが20台は駐められそうな駐車場があります。常識の範疇で利用しましょう。

中華そば550円 +大盛り150円
蕎麦屋の中華そば、小出家支店。大盛り150円也
透明なスープに中太麺。ツルツルモチモチな麺は一口すすると昭和にトリップします。

ザ、中華そば
鶏ガラがどうだ牛がどうのなんて関係なく旨いものは旨い、ひたすらすするべし。

いや、こういう街中の中華そばは悪く言ってしまえばごくごく普通の中華そばだけど、地元の人にしてみればこれがその街の味で、この味だからこそ安心できるんだ、これじゃなきゃいけないんだ。という思いが聞こえてきそうな一杯です。

…誰も客がいない中、中華そばをズルズル啜っていると3歳ぐらいの男の子とお母さんが手をつないで入って来ました。テーブルに仲良く二人並んで中華そばを2つ注文して絵本を読んでいました。
しばしすると中華そば2つと子供用の小さい器がひとつテーブルに届けられました。男の子はまだ箸がキチンと持てないようで箸はげんこつで握られたままですが、しかし器用に小さい器に麺を移し入れながらオイシイオイシイとお母さんに言いながら食べていました。お母さんも笑顔で男の子の方を向き、笑っています。

嗚呼、これだ。あの子は駅前でお母さんと一緒に食べた中華そばの思い出を一生大切にして生きていくんだ…

ごちそうさま~と店を出、母から連れられ丸久松坂屋でカツカレーを食べた3~4歳の頃を思い出しながら少し歩きました。
もう少し親孝行しよう…
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