裏のコンビニにも車で行ってしまう出不精な僕達にすれば凄いことです。
前から気になっていた焼鳥屋「鶴」は旧13号線、肉そば一庵の近くにあります。もう少し足を伸ばすと腰掛庵
もありますし、出羽桜もあります。
この辺は区画整理が進みすぎて住んでいる僕も道に迷う程なのですが、旧13号の陸橋袂付近なので迷わずいけました。
店の前に来てみると、いかにも的で絵に描いたような焼鳥屋さんです。
店に入ると、更にいかにも的な中年男性二人がさわやか金龍720mlボトルを前にややうなだれ気味に座っていました。ちなにみに爽やか金龍720mlボトルは2,000円…僕はこの価格では頼みませんが。
そこへいかにも的な女将さんが登場して注文をとり、後ろの大型冷凍庫からカチンコチンな焼き鳥前段階的な肉塊を取り出し、その肉塊をさりげなく登場したいかにも的な親父さんに手渡し、いかにも的な焼き鳥焼き器の上に乗せて焼き出しました。
目の前でガンガン冷凍になった肉塊を並べられてややひるんでいる僕も、何のこだわりもなくいかにも的な生中をいかにも的に呑んでいるただのうすら馬鹿的男性客でした。
いやいやいやそういえば、レバーは新鮮な生レバー。これが一番先に焼き上がります。
さっくりと日本酒の冷やに切り替え、ほんのり生なレバー串を食べるとこれが旨い。レバーは大振りで柔らかく、テキトーに焼いているっぽかった割には絶妙な焼き具合でした。
ちななみに今回注文してみたのは、「さきさき」「こりこり」「ふえ」「とり」「ればー」の5種類。
僕も何の部位かわかりません。そんな名前聞いたことありません。で、親父さんに聞いてみました。
さきさきするからさきさき。こりこりするからこりこり、だそうです。答えになってません。
ふえは喉の軟骨部なのはわかりました。とりは正肉です。
「あ・・・」
僕は壁に単独で小さく張られた「やきそば」 の張り紙を見つけました。
オヤジに「やきそばあるの?」と聞くと、僕の予想通りに「あー、やきそばはめんどくせーから…なし。」
商売っ気があるような無いような。妻もあららら的な視線でオヤジを見ていました。
オヤジさんの前職まで聞き出し、それをつまみにしばし呑んで退散することに。
ちょっと高く間違われた会計を支払い(上の写真のきゅうりが1000円なら会計合ってるかも)、面倒なので深追いはせず、歩いて家に帰りましたが、たまにこういう近所散策も楽しいものです。
そんな感じで何とも場末的な焼鳥屋さんですが、でも、こういう店こそ何回か通うと面白いんだぞ。と頭の片隅で声が聞こえたような気がします。
とある土曜日の午後、とある用事で新庄市に来ました。
新庄市は何回も来ている割には不案内な土地でありまして、旨いラーメンやさんも全く知りませんでした。が、ラーメン馬鹿な友達、めちゃぼうくんが同行してくれていたお陰で大変美味しい中華そば屋さんに行く事が出来ました。
「一茶庵本店」 場所はこちら→このへんかな?
駐車場は結構広いものの、肝心の出入り口は表の通りからはかなりわかりづらいです。
店内に入ると至って普通な感じ。でも、2時をとっくに廻っていても6割方のお客さんがいると言うことから、かなりの人気店だというのがわかります。バイトの女の子も凄くて、注文受けても一貫して一言も話さない。というところも人気店ならではの光景です。
・・・店内を見渡すと、むかーし、むかーしの写真が飾ってあり、大正時代から長く営んだ蕎麦屋さんということがわかりまして、否が応にも期待感で胸一杯でございます。
一茶庵本店、中華そば550円也
ちりちりとした麺が特徴的です。澄んだスープからは鼻腔をくすぐる良きにほいが・・・
ギュッと締まったチャーシュー、豚、鶏の昔懐かしいスープ。これぞ中華そばって感じです。
程よいビロビロ麺にスープが乗ってスラスラ食べさせてくれます。スープも複雑味があり、最後の一滴まで飲み干したくなります。
めちゃぼうくんが頼んだ つけ冷し中華。550円也
蕎麦の汁で中華麺を食べるやつです。一口貰った出汁が旨かったので、次は蕎麦も食べてみたいですよ、これは。
麺の量は超普通(少なめ)なので、本店を出てから支店なり分店なりをハシゴすることも出来そうです。今回はしませんでしたが。注文に耳を傾けていると女子でも大盛りを注文している人が多かったような。
流石、昔から愛されているお店。大変美味しくて、是非また来てみたいと思いました!
で、腹ごなしにめちゃぼうくんと新庄の街中を散歩しました。だだっ広いアーケイドにシャッターの降りているお店の多いこと多い事。
昔はさぞ賑やかであっただろうな、そうだろうな。なんて話をしながら歩いているとおまわりさん達がチラリチラリと僕たちを見ていました。
いや、まあ、僕たちは怪しい者達ですが犯罪はおかしてませんので・・・
・・・さて、この続編はなんたらかんたら落ち着いてから・・・
ん? 「始めました」でいいんですよね? 「初めました」じゃないよな。どうも漢字に弱くて。。「初めました」だとなんか初々しい挨拶みたいで、それはそれでイイ感じたけども冷やし中華の場合は「始めました」でイイんですね。
・・・twitterで禿生さんが、「松茶庵で板そばはじめたよ!」と教えてくれて、これは行かねばならぬ。と決意から一週間。ついに松茶庵に行ってきました。場所はここ。
松茶庵と言えば盛り蕎麦が550円なのに美味い!という知る人ぞ知る蕎麦の名店なのです。そのお店の板そばですから期待しながら行ったわけです。
12時チョイ過ぎに入店するも客ひとり。今日は暇みたいです。
テーブルに座ると「板そば800円(蕎麦2人前分)」の単独メニューが置いてあります。新そばをイメージした緑の紙です。早速板そばを注文し、メニューを見ると「板そばはサービス品なので2人で分けあわないでください」みたいな事が書かれています。そりゃそうだ、客単価がガクンと落ちちゃうもんね。・・・でもうちの妻なら2人で分けて食べたってお客の自由だとか言いそうだな・・・判断が難しいところではあります。 それとトッピング数点と鴨つけ汁+板そば1250円、鶏つけ汁+板そば1050円の表示が。
松茶庵の新メニュー板そば800円也
職人さんが作ったであろう真新しい板。それにボリューム満点な細切り蕎麦がどーん。
手打ちのこの蕎麦、東京で食べたら1500円はしそうです。
いつもの盛り蕎麦のつけ汁より少し濃いめに感じたのは気のせいではないような。このつけ汁の方が僕は好みです。甘みが少し少ない感じです。
蕎麦は文句なし大変美味しい! で、この値段は本当にサービス品だと言っても誇大ではありません。今月だけのサービス価格とかじゃないよね・・?
2人前たっぷり板に入っていて、蕎麦湯も濃くて大満足。漬物となめこと大根おろし、ネギ、ツーンとくる旨いワサビが付いてこの価格。うーん、ぐっど!
夏に向けて嬉しい蕎麦情報でございましたm(_ _)m
僕らはこんな気持の良い季節を満喫するべく、太平洋にぐるりと囲まれた七ヶ浜町へ行って参りました。
と、言うのはカッコつけすぎでありまして、一言でいうと海のものを食べに行ったと言うことなんですが。
以前もお邪魔しました 「寿司 喜(よし)」
場所はここ→ここ。 お店の情報はこちら→これ。
町役場や近くの公共施設でクーポン券を入手してからお出掛けになるといいです。コンビニのフリーペーパー置き場にもあるかも。クーポンを提示するとなんと、大将お奨め寿司一貫と汁物がサービスで頂けます。他の寿司屋さんでも使えるクーポン券なのでこの辺一帯の寿司屋さんに入るときはクーポンゲットがオススメです。
伊達の寿司BOULフェスタも開催されていまして、3店舗回るとすし券が貰えるかなんかやっているようです。(詳細はおググリ下さい。)
お店に入ると前回同様、誰もお客さんがいませんでした。座敷に上がり、生ビールで喉を湿らせつつ、日本酒をお願いすると一ノ蔵がもっきりで登場。
刺身は明石のタコにも勝るとも劣らない宮城沖のたこの刺身が。超うまい。。
ほっき貝の肝、ヒモも締まってて旨い。中トロもとろけるようです。
で、今回は奮発して特上にぎり寿司税込2,620円を注文しました。
寿司喜の特上にぎり寿司 (一人前)
旬のシャコはメス。卵がたっぷりで超肉厚! 一貫がやや大きく、僕としては嬉しいです。
しらすのお吸い物。これも出汁がよく出ていて旨し、です。クーポンのサービスとは思えない旨さ。
贅沢のついでにBOULフェアーで出している寿司 善チラシ。1,500円も注文。一つ一つの魚が肉厚で旨い! 流石、近場でヒラメ・たこ・ホッキ貝・マグロが捕れるだけあります。いいなあ、塩竈・松島・石巻一帯は。
そういえば、僕達がくる前に山形からこのBOULフェスタ目当てにしたお客さんが来ていたらしいです。
近くのだだっ広い海岸線に来てみました。菖蒲田海水浴場。海と空の境界線がくっきりはっきり。海水温と大気温の差が大きいとこうなるって聞いた事があるような。
パソコンソフトで一直線に棒を書いたんじゃないの?ってくらい綺麗に分かれてて、しばし見とれていました。
大木囲貝塚を散歩し、七ヶ浜町歴史資料館でガイコツを拝見。魚の骨で作った釣り針とかモリとか縄文式土器を見ながら、昔の人は頑張ったんだなあーと小学生のレベルの感想を喋りつつ退館。いや、なかなか見ごたえのある資料館でした。
瓶入りチーズケーキが有名(?)なお店で瓶入りチーズケーキを購入。
ケーキハウス ドリーム。
余力があったら松島でホヤでも買って・・・と思っていましたが腹一杯だし、次回に持ち越し。これからウニ・アワビ・ホヤなどが最盛期を迎える塩釜・松島近海。また、海の幸を楽しみに訪れてみたい。と思っております。
能代市のビジネスホテルを出て桜を愛でに能代公園へ。
山形では桜の花が散ってきていましたが、北の秋田ならまだまだ7分咲かな? と思ったらとんでもない。秋田市の海岸線沿いは散っていたんです。山形より早い。
でも、さらに北の能代市ならば。と思い公園へ。
ちょうど満開でした!
高速に乗り秋田市へリターン。昔よく行った古本屋へ。
江戸時代の蔵書から50年前~現在の週刊誌、切り抜き、漫画など莫大な品ぞろえが魅力の松坂古書店です。と、思ったら松坂古書店広面店は跡も形も無くなって道路になってた・・・ガーーン、プシュルルル・・。昭和30~40年代の週刊マガジンとか買いたかったのに・・・やるせなし・・・
気を取り直して明田地下道にある大阪鮨の「花押」へ。場所はここ。
大阪鮨と江戸前寿司の持ち帰り専門?店です。秋田市に住んでいた頃、全く馴染みの無かった大阪鮨。一度食ったら「なにこれ! 旨い!!」とハマりまくったお店です。
20年近く前はバッテラ一人前270円だったと思うんですが、今は470円。
盛り合わせと鯵寿司、バッテラを買い込みました。
花押の極近くにあった中華料理「天山」。 ランチタイム800円の定食が超美味かったんですが・・・閉店してました。これまた残念。
偶然目についた「秋田まるごと市場」へ。こんなん出来たんですね。場所も市内からほど近く便利。テナントも大盛況で駐車場も広い。
色々な催し物もやっていて大混雑。
中の飲食店ではドカ盛りシリーズが盛り上がっているようです! 山形代表ゆきとさん、いかが?
1600円ぐらいの天丼。5人前ぐらいかな?
北海道から沖縄までの旨いものフェアー開催中と言う事で、おみやげも秋田にこだわらず沖縄の黒糖など買いました。千葉の鮨仙というところのマグロ寿司が美味そうでお買い上げ。
場所を移動し、海の見える小高い丘で車中寿司屋開店!
大阪鮨 花押のバッテラ470円
同じく花押の鯵寿司630円(期間限定品)
大阪詰め合わせ630円 ギッシリ詰まってます。
千葉県の鮨仙も含めて、かなりのボリューム
千葉県のおいしい寿司屋 鮨仙のマグロ握り。これは1575円。
大トロ、中とろの脂が溶け出してテカテカ。実は真っ先に食べた!大トロんまい。
腹一杯になったところで、山形に向け出発! 国道7号で本荘~象潟~吹浦~鶴岡と海を眺めつつ妻の実家へ。日本酒呑んで寝た。
出かけて写真撮っても、面倒で写真の整理もしないでほっぽっていることが多くて、たまにはな。と思い今回まとめてみたんですが、情報的には今一つで、見て頂いた方におきましてはうんざりだったと思うんですけど、僕的には何年か経ったら思い出として活きてくるかな、うん、うん。っていう感じです、すいません。
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