2009Jun/24 上山市葉山温泉 山椒

温泉街のラーメン屋さんというと僕は、地元天童温泉にあるラーメン屋をイメージします。してしまいます。

どんなか?と言うと、店主が泥酔状態で、ラーメンねって注文したのにビールを出したり、お勘定!っていったらポケットの小銭置いてけ～と適当な会計だったり、真面目に勘定したら「えっ?!　あそこでまともに金置いてきたの?」と知人にびっくりされたり。いわば真面目じゃない適当なラーメン屋というイメージが付きまとっていました。営業時間は夜八時からね、みたいなイメージもあって、上山葉山温泉にあるラーメン屋だからそんな感じかな?営業は夜だけでしょ?みたいな感じ。でした。

しかし、葉山温泉、山椒について改めてよくよくラーメンブログなどを巡回して見てみると、地元に愛されている真面目なラーメン屋らしいという事が判明しました。で、お昼時に初めての訪問です。

葉山温泉の登り口の左側面には葉山小劇場が


・・・の反対側にあります。山椒。


なお、山椒の隣には営業を止めた寿司屋さんが。


案外広い店内のメニュー。スタンダードなラーメン（550円）大盛り（100円増）を。


店内にはお客が1人のみですが、厨房では丼を10個程並べて出前の準備中のようです。少しかかるかな?と思いましたが、すぐに運ばれてきました。準備万端でお客様を迎える体制がキチンと整っているようで、やはりプロだな、と感心します。接客も気持ちいいです。

ラーメン大盛り650円也

あっ・・・レンゲが表になってる! って、そこじゃないです。綺麗なスープ!!です。
ここまで澄んだスープは最近見なかったような気がします。丁寧にゆっくり出汁を取っているのでしょう。見るからに美味そうです。

厚めに切られたチャーシューが3枚も載ってます。喰い甲斐のある厚さでイイです!

普通盛りのラーメンはチャーシューが2枚のようです。めちゃぼうくんのブログより。

麺も歯応えバッチリで、最後まで伸びずに美味しく戴けました。

醤油の味がストレートに感じられる気はしますが、僕が訪問した時間が早すぎたのだと思います。スキッとした味わいは、恐らく毎日食べても飽きないラーメンで、「上山には初めて来たのだ。もうお昼だし、何か食べようと思うんだ。温泉街のラーメン屋か・・・山椒って、大丈夫か?」って人も、安心して美味しく食べて満足出来る事間違いなしだと思います。

そう言えば、夜はPM7:00までしかやっていないようで、泥酔客は食べたくても食べられないのですね。うーん、それはそれで何かもったいないですね。

2009Jun/18 上山市天竜飯店 花椒が効いた麻婆豆腐ラーメン

おくりびとの大吾の家の近くにあります「天竜飯店」
場所はここ→こちら　木曜日定休。中休みアリ3:00まで昼の部。

近所に住んでいるという方から、最近美味くなったんだよ。という話を聞いたので訪問してみました。座敷に座り外を眺めると、なるほど赤い橋の向こう側に大吾の家のセットが見えます。


僕もやっと「おくりびと」を見ました。
今回わかった事は、映画を見る前にヘタにロケ地巡りとかすると、「あ～、ここはこうやって編集したんだ。」とか、「あ～、俺ここで同じカッコして写真撮ったな～」とか、余計な事を考えてしまって、本来の映画鑑賞とは違う観賞になってしまう、という事。やっぱり映画を見てからロケ地を巡るのが良いようです。

天竜飯店さんの駐車場は奥にありわかりづらいので、お店の人に聞いてから止めると良いでしょう。
お店の前に黒板があり、ラーメンと本日の御飯物ランチセットが書いてあります800円。この日は炒飯でした。しかし、店内に入りメニューを見ると、花椒が香る本格麻婆豆腐ラーメンというキャッチフレーズでパッと決めました。

麻婆豆腐ラーメン800円也


麻婆の上には花椒が降りかけられています。良い匂いです。


麺は硬めの多加水麺で伸びにくそう。あんかけ用麺としては最適ではないでしょうか。


ピリッとした山椒（花椒）がアクセントになって良い感じです。甘みの少ない家庭系麻婆とは一線を画する麻婆は、好みの分かれるところかも知れません。僕はもっと辛く、もっと濃く、もっと痺れても良いです。この辺はオーダーする時に事情を話してもっと辛くして貰えるような雰囲気ですので、今度食べる時は「辛くしてください」ってオーダーするつもりです。


店内では餃子を握っていました。次は是非、手作り餃子も食べてみたいと思います。さらに冷製担々麺、温タマ中華ぶっかけなど、興味をそそるメニューがあります。食べてみないとわからないメニュー、イイです!

2009Jun/13 めん蔵 馬見ヶ崎店

山形県内でチェーン店営業をしている「めん蔵」に行きました。
ご存じ、めん蔵　ごま蔵のグループ企業です。

今回訪れたのは「めん蔵 馬見ヶ崎店」場所はこちら→ここ。

午後3時近くにもかかわらず、結構なお客さんの入りです。店員さんもテキパキとしていて元気で、教育がしっかりしているのだろうなぁ、と思います。それと、出来上がりが凄く早いのも嬉しいです。もちろんストップウォッチで計測していたわけではありませんが3～4分じゃないかと思います。太麺と細麺が同時に出てくるというのもスゲーと思いました。
なお、漫画類は置いていませんので、その4分も待てないという人は卵１個１０円也をムキムキ、パクパクしつつ待てばいいと思います。僕は今回２個頂きました。

めん蔵中華600円


もう本当にいたって普通の中華そば。しかし、昔風と言うわけでもなく、何というか、醤油味の普通のラーメンです。

湯気がかかっております、すいません。麺は太麺と細麺が選べる・・・と思ったら中華は選べないようです。このスープに太麺では決定的に合わないと言うことでしょう。

ニラなんばん普通盛り790円

ちょっとライトな豚骨ラーメンです。正直790円は高いかな・・・

麺は太めでお願いしました。が、中太ぐらいです。

このライト豚骨にはピッタリだと思いました。

「なんばん」と銘打ってありますが、どこら辺が南蛮なのかちょっとわかりかねます。

しかし、各テーブルに配置されているステンレスの入れ物にはキムチ・ニラキムチが。そのニラキムチを入れると見事「ニラなんばん」完成型となるわけです。

ピリッとなんばんが効いて美味しくなります。

劇的に超うめ～と言うわけではありませんが、ササッと行ってササッと食べて、ササッと満足出来るお店なので、今後も利用させて頂きたいと思います。

2009Jun/02 新華楼 上山市

太陽は正面やや右下がりな午後2:30・・・
　　　昼飯時を逃したランチジプシーとは俺の事だぜ・・・
　　　　　　こんな時は、アソコや、アソコで飯にありつけるが・・・
　　　　　　　　　 アソコは店のおばちゃんが賄いを食い始めたタイミングっぽいぜ・・・

ならば、あそこしかあるまい。　　

上山市の中華料理屋「新華楼」　新華楼のホームページはこちら→これ。　　
　　　　　　　　　　　　

足湯につかる観光客を横目にササッと車を駐車場に入れ新華楼の店内へ。
昼食難民には、このように中休みが無いお店は大変助かるのでございます。

さりげなく出された冷たいジャスミン茶は「ハッ!」とする清涼感に溢れ、何とも爽やかな気分にさせてくれます。鼻に抜けるジャスミンのかほりを感じながら、ランチジプシーはおもむろに「お徳用定食950円」を注文させて頂くのです。
「お得一丁～」とおばちゃんが厨房に行く途中で叫びました。元気です。そういえば「出前一丁」も最近食ってネェな。などと要らないひらめきで出前のおかもちを持った少年を思い出しつつ2、3週遅れの週刊マガジンを連番で2冊鷲掴みにさせて頂き、なにやら零戦に乗った先生の活躍する漫画を読みながら5分程楽しんでいると
「お待ちどうさまでした～」と定食の到着です。いつも思いますが、中華料理屋さんの空いている時の配膳スピードは半端ねぇ～。あ、いや、失礼。大変速いですね。

お徳用定食950円。　手前からラーメン、その隣がライス。奥が回鍋肉です。

って説明しなくてもわかりますよね。　
ライスはチンタンに入れられているので半ライスぐらいですが、ラーメンはフルに近いです。回鍋肉も結構なボリュームがあり、バランスから考えるとライスは普通盛りが良いのですが、普通盛りにすると多分有料になる事でしょう。

ラーメンの表面はアブラが結構浮いてますが、気になるイヤな感じはなくうま味あるアブラです。さらにチャーシューが本格派。煮てはあるようですが食紅で彩ったチャーシューは最近見た事がありません。
スープは上山の中華そば味とは明らかに違った風味。僕には大変美味しく感じられるスープでした。口中のシビレも感じられず、アトムの力はほとんど使っていないのでは??


麺はストレートで中太。最後までのびることなく美味しくいただけました。


回鍋肉は材料を油通ししたであろうシャキシャキした食感。ティンメンジャンの独特な甘さと濃ゆい醤油のハーモニーが白飯摂取を加速させます。飯が足りません!

総合カロリーはいかほどな物か気になるところですが、中華料理屋でカロリーを気にする方が間違っています!　　　　　と僕は思います。・・・お、問題提起しておきながら我ながら見事な矛盾ぷり。いや、違うの。僕は割り切ってるの。中華料理を食べると決めたその瞬間から。ま、開き直り。又はやけっぱちともいいますが。

食後はこれまたジャスミン茶でスッキリ。少し漫画を見て休憩し、午後の仕事も後半分、がんばっべ! と満充電が済んだお腹をさすりつつ会計し、これ又目の前で足湯に入っている観光客とおぼしき人達を横目で見つつ・・・最近、上山市内には観光客とおぼしき人が目立つような気がします。やはりおくりびとの影響なのでしょうね。

近くにおくりびとの主人公、大悟の家があるので、そこを見学したのち新華楼でお腹を満たすのも良いかも知れません。念のため書いておきますが、おくりびとと新華楼は多分何の関係もありませんので悪しからず。

2009May/23 長好亭みさき 手打ち麺が美味い!

長好亭みさき 場所はここ→こちら。　

行く気満々で行っても、１回目は中々すんなり行けない隠れたお店です。表通りからはいるとすぐに左手にお店があり、駐車場が店の前と、道のナナメ反対側にあります。全部で10台程止められそうです。その駐車場の裏に洋食イビザさんがあります。

・・・・何か微妙に変わったんです、長好亭みさきさんのラーメン。
今までがマズイとかそんなことは全くなくて美味いラーメンだったのですが、何か進化を遂げたラーメンになっているのです。ニュータイプなのです!（←ふるい）

半チャンラーメン800円

この炒飯も美味い～!　注文があってからワザワザ炒めるパラパラ炒飯。熱々でこれぞ炒飯って感じの味と香りは、悔しいけど家庭では出せないのです。

スープの味も濃くなっています。豚が強くなっている感じがします。
そして、ゆきちからの自家製麺は米沢ラーメンのごとく細いながらも表面がザラザラとしてやや濃いめのスープを全身にまとわせるのです。

この自家製麺、すすり心地がとても良い感じで、以前とは違う何かを感じさせる要因です。写真ではわかりづらいとは思いますが、食べてみて頂ければわかるかと思います。やはり、ゆきちからの威力でしょうか?

と言うことで、最近は長好亭みさきのラーメンが僕の心の中の番付筆頭なのです。

あくまでも個人の好みもあるかとは思いますので、なんだよ!食べてみたけど不味かった! 謝罪と賠償汁! いや、しろ! などという非難のコメントは受けかねますのご理解頂きますよう重ねてお願い致すところでございます。